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玄関アプローチと庭木。方位の関係

みなさん、おはようございます。

木津川市・工務店 喜創のCo-fitコーディネーター・尾野実菜子です。Co-fitとは、あなたのこだわりと個性にフィットする、喜創の新しい家づくりのブランドです。

私は26年間、インテリアコーディーネータ-としてお客様のお声を聴きながら、カーテン・照明・エアコン・家具・オーダー家具などインテリアのご提案をさせて頂いております。

また、オリジナル性の高いロートアイアン(鉄)製の手すりや門扉などのデザイン設計に携わり、日々ご提案の引き出しを増やし、近年は、庭にも興味を広げ、広い意味での空間提案を心がけております。

 

尾野実菜子のプロフィールはこちらから。

 

新築を建てる時、玄関の方位はどちらがいいのだろうと悩まれる方が多いので、今回は、玄関の位置を決める際に知っておきたい玄関アプローチの特徴と方位について例をあげてご紹介します。

以下の写真は、「南入り玄関」と「北入り玄関」の外観例です。 この2つの例を見ても、南入りと北入りでは正面の印象が全く違うことが分かりますね。土地の大きさや条件、建物のデザインにもよります。

 

玄関アプローチのポイント

玄関アプローチとは、門扉から玄関までの空間です。

家の外観を左右するだけでなく、重要な役割も担っているので、家を建てる前にその役割とポイントを知っておきましょう。

目線を切る

玄関ドアを開けた時にインターフォン越しに家の中が丸見えにならないように、門扉や塀を配置します。 具体的には、門扉の角度をつけ、目線の高さまで塀を高くするなどの方法があります。 難しい場合は塀の後にシンボルツリーを配置するといいでしょう。

間取りを意識する

住んでみて意外と気になるのが、外からの視線。北入り玄関のアプローチはトイレや浴室の前に植栽を配置。東西入り玄関はトイレや浴室の前を通らないように意識しましょう。

視線をちらす

アプローチの動線はカーブやジグザグなどを作って、途中に足元の植栽や中間花壇を配置。目線が上下し、メリハリが出て奥行きが増したように見える効果があります。

死角を意識する

人が潜めるような空間ができてしまった場合は、センサ―付の照明などを設置したり、踏めば音が鳴る砂利の床材にしたり、工夫しましょう。

幅広い年代の利用を考慮する

段差には手摺、長いアプローチ、スペースにゆとりがある場合はスロープ。足元灯を設置してもよいでしょう。

方位別の特徴を知る

家を建てる時、土地の条件に合わせて間取りを考えますが、「土地と道路の関係」と「間取りの関係」で、南入り玄関、北入り玄関、東入り玄関、西入り玄関と大きく4つにわかれます。

文字だけでは、想像しにくいので、図と番号(アプローチのポイント)を照らし合わせながらご覧ください。

図は、平均50~55坪の土地に20~23建坪の家を各方位の別にレイアウトしました。

南入り玄関

道路が南側。リビングを南に配置、庭も南に広くとるケースが多いため、アプローチが長い。日中の日当たりがいい。

北入り玄関

道路が北側。洗面やお風呂を北に配置するケースが多い。南入りに比べてアプローチが短い。

東入り玄関

道路が東側。アプローチは短い。朝日が当たるが日照条件としてはいいため、植栽は幅広く選べる。

西入り玄関

道路が西側。同じくアプローチは短い。植栽は西日を考慮する。

庭木との関係

ポイントの中に、植栽やシンボルツリーといったワードがでてきました。

シンボルツリーとは、家の装飾の一つともなりえる庭木のこと。目線を遮る実用性を重視する場合は、落葉しない常緑樹を配置します。

また、実や花を楽しむ装飾性を重視する場合、よく採用されるのはエゴノキやハナミズキの落葉樹です。

ヒメシャラなども人気ですが、西日に弱いので配置に気をつけるほうがいいでしょう。

おわりに

家を建てる時、つい後回しになってしまう外構。

【素敵で快適な家】を実現するために、外構は意外と重要な空間です。

人に例えるなら、ヘアスタイル、服、アクセサリーまでもコーディネートされて素敵なのに、靴だけ合っていないという感じです。装飾性だけでなく、実用性もかかわってくるため、それでは残念ですね。

また、家を建てた後で外構を計画した時に「植えたい木があったのに、実際その木は生育上合わずに植えることができなかった」という話も聞きます。

最近は手入れの手間を省きたいという理由で、庭木をプランしない傾向も。

でも、庭木は、装飾上・防犯上、大きな役割があります。

加えて、季節を感じるリラックス効果、癒し効果も見過ごせません。

次回は防犯に焦点を当ててお話ししたいと思います。今回お話しした方位や庭木にもちょっと関わってきますので、お楽しみに。


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