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新築時に考えたい、機能だけじゃないエアコンのこと

みなさん、おはようございます。

木津川市の工務店 喜創のCo-Fitコーディネーター・尾野実菜子です。Co-fitとは、あなたのこだわりと個性にフィットする、喜創の新しい家づくりのブランドです。

私は26年間、インテリアコーディーネータ-としてお客様のお声を聴きながら、カーテン・照明・エアコン・家具・オーダー家具などインテリアのご提案をさせて頂いております。

また、オリジナル性の高いロートアイアン(鉄)製の手すりや門扉などのデザイン設計に携わり、日々ご提案の引き出しを増やし、近年は、庭にも興味を広げ、広い意味での空間提案を心がけております。

尾野実菜子のプロフィールはこちらから。

このコラムも6回目となります。今回はエアコンについて考えてみましょう。今やエアコンは快適な生活には欠かせない設備です。本来の性能は各メーカーにお任せするとして、エアコンは空間デザインと住まい方に大きくかかわるアイテムなので、そこに焦点を当ててお話しします。

空間デザインにかかわるエアコンってどういうこと?

まず、空間デザインに大きくかかわってくるのは配管です。マンションと戸建ての違いは、室内配管が露出していないという点です。一戸建ては、マンションのようにコンクリートの梁がないので、エアコンの背面や真横のスリーブ(穴)を抜くことができます。そのため、写真のように配管が全く見えないすっきりとしたおさまりとなります。

しかし戸建でも構造上、横や背面に抜けない箇所もありますので注意が必要です。

また、どうしても部屋の真ん中にエアコンを設置したい場合、場所や構造によっては、和室の天袋や洋室天井にビルトインエアコンを計画することも可能です。

配管経路と室外機の位置を意識しよう

室内だけでなく、建物の外観デザインにも、配管は大きくかかわります。室内で露出なく、きれいに収まった配管は外壁に現れるわけですが、ここで注意が必要です。

窓の上にエアコンをつけると写真のように配管は横引きになってしまい、あまり美しいとはいえません。また、室内壁面の真ん中に設置すると外壁の真ん中に配管が現れ結構目立ってしまいます。

家の外観デザインを素敵に見せたい場合、目立つ面の二階や玄関側などは配管経路に気を配るほうが良いでしょう。

また、配管には配管カバーをおすすめします。テープ巻のままでは、エアコン設置から数年後には経年劣化でボロボロになることも。配管カバーは、外壁に合わせて多少色も選べます。また、塗装内容によりますが、外壁の塗装のリフォーム時には、外壁と同じ色を塗ってもらうことも可能です。

エアコンが住まい方にかかわる理由

私たちインテリアコーディネーターは新築に際し、住まい方をお伺いします。家具のレイアウトやこの空間では何をするか、そのためにはどんな設備がいるか、照明の種類によって電気配線を決めるなど、具体的にプランに落とし込んでいきます。

背の高いお手持ちの家具を新居に持ってくる場合は、注意する方も多いのですが、エアコンなどの電化製品は入居後購入するため、ついつい軽く考えてしまいがち。しかし、エアコン設置位置には壁に補強材を仕込み、エアコン用のコンセントがいるのです。

入居後はエアコンの位置変更ができません。

配管経路を踏まえて、エアコンの位置や家具のレイアウトなど、住まい方を入居前にイメージしておくことが大切です。

ひとつ、住まい方を考慮されていない建売の例をあげてみましょう。

変更前のエアコンの位置では、和室の室外機の位置は玄関ポーチか、掃き出し窓前かのどちらかでした。室外機は運転時には音もしますし、排気や水も出ます。

建築前だったため、和室のエアコンの位置を変更しました。

加えて南面は庭のため、美観的に室外機を一階の南側に置くことは避けたい。そこでドレン管だけ一階におとして、室外機は二階のベランダに設置しました。

実は、、、この実例は我が家なのです。住まい方として薔薇を植えて庭を素敵にしたい、和室のリビング側の壁面はピアノを置く(エアコンを設置できる)という希望がありました。建売ですが、設計変更可能なタイミングでしたので、「空間デザイン」と「住まい方」を反映できた実例です。今となってはドレン管から流れる水の位置に薔薇を植えているので一石二鳥となっています。

ドレン管だけ下に分岐し、室外機を2階に

機能だけでなくデザインを

最近は壁紙一面だけをアクセントのあるものにしたり、色を変えたりしているインテリアが人気ですが、いざ住む時にアクセントカラーの壁紙にエアコンを設置して残念なケースも。

エアコンパネルのカラーバリエーションを展開している商品もありますが、最初から装飾したい面が分かっていれば、その壁ではない所にエアコンを設置できる可能性もあります。

新築前にプランとにらめっこしながら、住まい方を思い描いてみてください。インテリアコーディネーターがお手伝いいたします。

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