家事動線と生活動線をシンプルに!暮らしやすい間取りのポイント
おはようございます。木津川市・工務店 (株)喜創のCo-fitコーディネーター・田中カオルです。
Co-fitとは、あなたのこだわりと個性にフィットする、喜創の新しい家づくりのブランドです。
暮らしやすい間取りと収納。おうちに早く帰りたくなる、ワクワクときめくデザインをバランスよくミックスするのが私の目指す家づくりです。
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【間取り】家族との繋がりを感じられる大空間リビングのある家
お客様と打ち合わせが始まると、「暮らしやすい間取りにしたいけど、どこをどうしたらいいか分からない」というご相談をよく受けます。私の答えはただ一つ……「動線をできるだけシンプルに短くすること」とお伝えしています。
暮らしやすい間取りを決定する上で一番大切な要素は動線です。
動線とは、家の中での人の動きを追って線→でなぞったものを指します。
今回は、生活動線と家事動線の関係性についてまとめてみました。
目次
生活動線と家事動線
人がリビングやトイレ・キッチンなど生活のためにそれぞれの場所へ移動するのに繋いだ線を「生活動線」、掃除や料理などの家事のための移動の仕方を繋いだ線を「家事動線」といいます。
この繋いだ線がぐちゃぐちゃに絡まるようなら、人の動きが複雑になり移動にも時間がかかります。反対に、繋いだ線がシンプルで短ければ、人は最短距離で移動できるということです。
このふたつの動線を平面図や模型に色分けして表示すると、さらに無駄な動きが一目で発見できます。
玄関~LDK~トイレの生活動線
生活動線は、玄関からLDKの距離がポイントです。玄関が北入り、南入り、東入りなど方角によって動線の長さは変わってきます。
例えば一般的にキッチンは北側に配置するので、南入りの場合のキッチンは玄関から遠くなり、買い物の重い荷物を運ぶ動線は長くなります。
また、一日に何回も行き来するトイレは、リビングにできるだけ近く配置するとリビングからの動線が短くなり、移動も楽です。移動距離が短いと、疲れにくく、生活が快適になり暮らしやすさにつながってきます。
洗面台は、特に朝の時間帯に家族が一斉に利用するので、誰かが使っている場合は、待っている間にトイレに行く、着替える、お弁当の準備をするなど、家族で時間のロスをなくすと暮らしやすさにつながりますね。
キッチン~脱衣洗面室の家事動線
家事動線は、やはりキッチンまわりがポイントです。自宅で朝・夕食を食べる人がほとんどですから、食事の準備から片付けまで家事の中でキッチンの滞在時間が一番長くなるでしょう。
キッチンの使い勝手の良し悪しを知るのに「レモンティーを作ると想定してみる」という方法があります。
冷蔵庫からレモンを取り出して、水道水で洗って、包丁で切り分け、やかんに水を注いでコンロで沸かす。その間にティーカップやスプーンを食器棚から取り出してセッティングし、茶葉を入れてお湯を注ぐ。そしてダイニングへ紅茶を運ぶ。
この一連の動作を戻ることなくスムーズにできたら、そのキッチンの動線は合格だと言われています。私はずっとこの方法でプランの確認をしてきました。
また、キッチンは家事の基地であり、そこからトイレや脱衣室に移動して掃除や洗濯をするので、キッチンからトイレや脱衣室への動線も短ければ短いほど快適に家事をこなすことができると言えるでしょう。
そして忘れてはならないポイントは、その間にドアが何枚あるかです。ドアがたくさんあるとアクションが増えて、移動に時間が追加され、快適性が損なわれてしまいます。
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もう一つのメリット
動線をシンプルに短くすると住まいは機能的になります。
そして、最大のメリットは片付けやすく、掃除しやすい家になるということ。
主婦にとっての家事の時短は大きなメリットですね。
一戸建ては、特に1階2階と縦の動線も加わります。
新築される際には、ご家族の希望される動線に合わせて、ある程度自由に部屋の配置を決められるため、快適な住空間を得ることができます。
リフォームの場合は設計の自由度が狭まるので、少し難しい面もありますが、工夫次第では改善も可能なので諦めずにご相談くださいね。
今日もよい一日をお過ごしください。
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