DIYリフォームとは?メリットデメリットを大公開
目次
DIYリフォームとは?
自分で出来ることは自分でやる
マイホームの改築や増築など、従来までは自宅の居住空間を住みやすく便利に構築する方法として、建築会社や工務店などの専門業者に依頼するのが一般的でした。現在では自分が住む家は自らの手で改良するDIYリフォームが浸透しつつあります。
DIYとは、Do It Yourself の略で、自分のことは自分でやるという意味があり、業者任せで生活空間を構築するのではなく、「自分の理想の生活空間は自らがクリエイトする」まさしくDIYな姿勢で理想の住まいを手にする方が増加しています。 オリジナリティが発揮された、正に自分のイメージ通りの住空間を作り出せるというのが大きな特徴です。
業者にしか出来ない事は悩まず頼もう
住宅に使用される材料や施工道具など、家を建てたりリフォームしたりするツールの性能は、以前と比較してかなり進歩しています。そのため、現在は施工経験のない素人でも割と簡単に、生活空間を自身の思い通りに構築出来るようになりました。自分で出来ることは自分でやり、業者にしか出来ない事は悩まず依頼するという心構えを持って取り組むのといいでしょう。
例えば、壁紙の張り替えや塗装などの軽い作業なら、業者に任せなくても自分の手でやることが可能です。無謀にも部屋の間取りの増築を行うなど、素人の手ではまず間違いなく失敗するであろう大掛かりなリフォームに着手するなど、失敗した時のリスクが高い施工には手を出さないほうがいいでしょう。また、コンセントの位置やキッチンなどの水回りのリフォームも同様で、専門業者に依頼するのが無難と言えます。
また、電気工事や配水管の工事には専門的なスキルと知識が必要で、資格も必須です。無資格での着工は法律上でも禁止されていますし、これらの専門技術が必須な工事を自身の手で無理に行うと、思わぬ事故発生の原因にもなりかねません。加えて、修理代など余計なコストが上乗せになる羽目になります。
業者に任せるのが無難な箇所はリフォーム依頼を行い、自分で無理なく出来る箇所のリフォームは自身が行う。この心構えを持っておけば、自身が手掛ける手作り感覚のリフォームと、プロの技術による安心で安全のリフォームの2つの手段で生活空間の再構築をすることが可能です。2つの方法を取り入れることで、より利便性に富んだ住空間を手にすることにも繋がります。
DIYリフォームのメリット・デメリット
メリット
DIYリフォームのメリットは、工事費を専門業者に依頼する場合よりも格段に安く抑えることが可能な点です。 DIYリフォームなら、人件費がタダなのはもちろんの事、工事にかかる費用も工具や材料代だけで済みますので、業者に依頼するよりも格段にコストを節約することができます。 リフォームで素敵な生活空間を手に入れても、その後の工事費の支払いで頭を悩ませることになっては本末転倒です。自分で出来る範囲の簡単なリフォームなら、自らの手でクリエイトするのが良いでしょう。 また、リフォームを業者に依頼した際には、打ち合わせなどで依頼者がリフォームのイメージを業者に明確に伝える必要がありますが、依頼者と業者でのリフォームのイメージ図が食い違ってしまうこともあります。 いくら便利な生活空間を作り上げることに成功しても、依頼者が納得の行くリフォームでないと悔いが残りますし、失敗したという感情が強く残ってしまいマイホームに対する愛着も無くなってしまいます。 DIYでの工事なら、自分のイメージ通りのリフォームがしやすく、細部にわたる調整など業者に伝えることが難しい工事もこなしやすく、自身がイメージを形にしやすいというメリットも存在します。
デメリット
DIYリフォームのデメリットは、素人の手で工事を行いますので、専門業者による着工よりも完成クオリティが劣ってしまいやすいことです。 建築会社や工務店などの専門家は、住宅工事を円滑に行うための道具や人員、知識や技術などに秀でたプロフェッショナルで、リフォームに対しても相等な場数を踏んでいます。 そのため、リフォームの仕上がり具合で技術的な差が出てしまうのは致し方なく、工事にかかる日数も専門業者に依頼した方が短く済むこともあります。 細かい作業が得意な方や手先が器用な方ならば、綺麗に仕上げることも可能でしょうが、無理にDIYによるリフォームを行うと荒い仕上がりになって後々後悔してしまいます。 また、日数がかかり過ぎてしまうとリフォームに対する情熱や集中力が途切れてしまい、冷めてしまった気持ちがクオリティの面に反映されてしまうこともあります。 メリットとデメリットを把握し、綺麗に仕上げることが出来る選択をしなければなりません。
準備段階で気をつける事
DIYリフォームを実際に行う場合は、準備の準備をしっかりするのが肝心です。 自身の手で思い通りの居住空間をクリエイトすることが出来るのがDIYリフォームの利点ですが、きちんと準備が整っていない段階の見切り発車での工事着工は、後悔が残る仕上がりになってしまいます。 また、完成までの日数が余計にかかってしまうなど、工事に着手する方のモチベーションの低下にも関わってきますので、きちんと準備を整え作業に望まなければなりません。
慣れない間は1人でやらない
先ず注意すべき点は、慣れない間は1人でやらないことです。自身が思い描く生活スペースを構築する目的でDIYリフォームに取り掛かる方が多いため、一人だけで工事に取り組む方が多く存在します。 壁紙を新しく一新したり収納棚を作ったりする軽いリフォームや、畳やフローリングの張り替えなどの難しいリフォームなど、リフォームの内容も様々で難易度も作業内容によって違いがあります。 リフォームに慣れていない段階で一人で取り組むことは失敗に繋がりやすく、思い描いたイメージ通りの結果が実現出来ないことが多々あります。 DIYリフォームの経験が豊富な方や、作業をサポートしてくれるパートナーと共に作業を行えば、作業もテキパキ行えて自分だけでは思い付かないアイデアの提供など、良いリフォームに繋がることを後押しする様々な恩恵を受けることが出来ます。 経験や知識が豊富なパートナーと一緒に作業すれば、リフォーム作業の過程で施工に詰まったりすることも防げますし、経験という実体験を基にしたアドバイスを受けることによって、リフォームの経験が浅い段階でも失敗や悔いの無い結果に繋げることができるでしょう。 自らの経験から来るアドバイスやアイデアは、DIYリフォームを上手に行う上で非常に役立ちます。
出来る箇所の把握
自分で出来る箇所の把握をしておくのも、非常に重要です。壁面の塗装の塗り替えや壁紙の張り替え以外にも、玄関ドアのドアノブ交換や網戸の張り替えなども立派なDIYリフォームです。 初心者の方もある程度の経験がある方も、失敗した時のことを想定した上で自分の力だけで無理なくリフォームが可能な箇所にだけ着手し、排水設備や電気工事など専門的な知識が必要な箇所を無謀な作業により破損させてしまえば、復旧するまで時間が必要な上にコスト面での被害も被る羽目になります。 このような大失敗に遭遇してしまうと、自分の手先の器用さにも懐疑的になり自信を無くし、ちょっとしたリフォーム工事も専門業者に頼る選択肢しか選ばないようになってしまいます。 初心者の方や不器用な方でも無難に取り組める箇所から、徐々に自らの手で生活空間をクリエイトする楽しさや作業に対する自信を付けていけば、DIYリフォームにも積極的になりより便利な居住空間を構築することが可能になります。
工具等の準備
また、工具等の準備も怠らないようにするのもポイントです。 現在では、ホームセンターやインターネット通販などでDIYリフォームに役立つアイテムが簡単に手に入りますので、必要な場面に応じて能力を発揮してくれるものを選ぶのが肝心です。 木工による家具作りに便利な丸ノコや、木材にビスを打ち込むために必要なインパクトドライバー、解体作業や釘やビスを抜くのに便利なバールなど、必要な工具を用途に合わせた適材適所な使い方で使いこなせば、作業効率も格段にアップしますしリフォームも綺麗な仕上がりにすることが可能です。 工具等の準備が不足していると、リフォームした箇所も安定性に欠けたものになり、仕上がりにも荒らさが目立ってしまいます。 例えば、壁紙の張り替えの際にハケを使用せずに張り替えると所々に空気による膨らみが目立つ、見映え的に雑な仕上がりになります。 収納棚もインパクトドライバーでビスをしっかり取り付けて棚をきちんと固定しないと、ちょっとした重みですぐに崩れるなど、工具の準備を怠った段階で作業を進めると、脆く壊れやすい仕上がりになってしまいます。 用途に合わせた道具をきちんと揃え使いこなすことが大切で、工事後も継続的に利便性を発揮するために必要不可欠とも言えます。
知識をつける
また、リフォームに関する知識をつけることも重要な要素で、何の前知識も無い状態で着工しても作業は一向にはかどりません。 採寸や図面の作り方など、失敗しないリフォームには作業に纏わる知識も揃えておく必要があり、その上で出来るだけ時間をかけて慎重に作業を行えば経験の浅い方でも完成度の高いDIYリフォームを実現することが出来るでしょう。 知識が全く無い状態で作業に取り掛かっても、ミスや完成度の荒い仕上がりになってしまい、低いクオリティのリフォームに繋がってしまいます。 自分だけで作業に取り組めるのがDIYリフォームの魅力ですが、工事に関する知識や必要な工具類、無理なく作業が出来る箇所の把握など様々な事前準備が必要で、計画的に行うようにするのが重要です。
まとめ
DIYリフォームに取り掛かるなら、初めは小さな所からコツコツと取り組むのが大切で、背伸びし過ぎた無茶な工事は避けるのが大切です。 壁紙の張り替えや和室の障子の張り替えなど、最初はリフォームの中でも比較的簡単な作業から着手し、自分の手で生活スペースの修繕やリメイクを行う作業を行う楽しさを徐々に体感していくのがおススメです。手先の器用さに磨きをかけるためにも、後々ハイクオリティのリフォームを行うための技術力を養っていくといいでしょう。
また、リフォーム作業が自分のイメージに近い仕上がりに完成すれば、自信にも繋がります。 最初の内は失敗は付き物で、思い通りに行かないことがほとんどですが、めげずに回数をこなすことでリフォームのクオリティも自ずと上がり、作業過程での失敗も減りアイデアも閃きやすくなるなど、継続的に行うことで発生するメリットも多くなります。
逆に初めからDIYで行うには難易度の高いリフォーム工事、例えばフローリングや畳の交換などの作業を行い失敗してしまえば、DIYリフォームに対する自信も無くしてしまい、自分の手で生活空間を作り上げることに消極的になってしまいます。 また、作業が失敗してしまえば時間や費用も無駄に消費してしまい、体力的に負担がかかるだけの結末を迎え実りの無い散々な結果となってしまいます。 簡単な作業なら失敗してもリスクは少ないですが、間取りの増築などミスが許されない大規模なリフォームは、無理をせずに専門業者に依頼しましょう。
そのため、ミスをした時の事態も想定するのが肝心で、業者に依頼するか自身で手掛けるか、適切な判断が必要となってきます。 リフォームという言葉は、生活スペースを大幅にチェンジする大掛かりな工事を連想させ夢も膨らみますが、DIYリフォームはDo It Yourself の意味の通り、自分自身の手で生活空間をリメイクしたり便利にすること。先ずは工事に着手する自分自身についてしっかり分析することも大切です。 自分の手に負えない作業は専門業者に依頼するのが無難ですし、失敗を何度も繰り返してリフォームがなかなか上手く実現出来ない場合も、プロに依頼する方が効率的と言えます。
そのため、時には諦めも肝心で、業者に依頼すれば費用面での負担も個人で行うよりも大きいですが、その反面プロの手による綺麗な仕上がりのリフォームを目の当たりにすることが出来るなど、DIYでは実現出来にくいハイクオリティの施工が期待出来ます。 メリットとデメリットの両面からDIYリフォームの特徴をしっかり把握すれば、失敗の無いリフォームを実現することが出来るでしょう。
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