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考えておけばよかった、自転車置き場!失敗例から学ぶ、子育てママ必見のプラン集

自転車置き場

みなさん、おはようございます。
木津川市・工務店 喜創のCo-fitのインテリアコーディネーター・尾野実菜子です。

Co-fitとは、あなたのこだわりと個性にフィットする、喜創の新しい家づくりのブランドです。

私は26年間、インテリアコーディーネータ-としてお客様のお声を聴きながら、カーテン・照明・エアコン・家具・オーダー家具などを通して「暮らしを豊かにする心地よい空間の提案」をしています。
また、オリジナル性の高いロートアイアン(鉄)製の手すりや門扉などのデザイン設計に携わり、日々ご提案の引き出しを増やしています。ここ数年は、庭にも興味を広げ、広い意味での空間提案を心がけています。
今回は、新築やリフォーム外構をする際、ついつい忘れがちになってしまう、自転車置き場についてまとめてみました。

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【間取り】子育て世代に!散らからない工夫が詰まった家

なぜ、忘れがちになるの?

理由はいくつかあげられます。

1.土地に合わせた家(間取り)が優先となるため場所がない

2.予算がない(土地等)

3.車のことは頭にあったが、自転車のことはすっかり忘れていた

4.どこかに置けるだろうと、重要視していなかった

いずれにしても共通していることは、家を建てる際に「重要視していない」ということです。ですが、引っ越ししてみると自転車の方が便利だったり、子どもの成長とともに自転車を乗り換えたり。自転車は、暮らし始めてから「必要」と気が付くことが多いのです。

らく住む

後悔している理由

家を新築する際に、自転車をどこに置くが決めていなかったために、さまざまな不具合が生じるご家庭は少なくありません。後悔している理由を見ると、「うちも~」「そうそう」と共感される方も多いと思います。

1.自転車を車の横に置くため、車を傷つけてしまった

2.門扉の内側に置くため、見栄えが悪い

3.雨ざらしのため、自転車がすぐ傷む、サビてしまう

4.数台置くと倒れる

5.アプローチの段差を上ることが小さい子の力では厳しいため、都度親が手助けしなければならない

など、具体的な声が多くきこえます。特に子育て世代にとって自転車置き場は重要です。これらのトラブルは、すべて生活の中で起こること。毎日のこととなると、ストレスになりかねません。

こんなにある!自転車置き場プランと種類

では、自転車置き場にはどういったものがあるのでしょうか。
具体的な外構平面図を通して見てみましょう。

「家の側面」①の場合

門扉から遠いデメリットがありますが、目立たないというメリットがあります。
建物に接していて目立たない場所なので、庇をつける、物置スタイルがよいでしょう。
気を付けるポイントは、人が通れるスペースも確保しておくことです。
建物に設置する庇の場合は、下地の位置を確認しておきます。

「門扉の内側」②の場合

『家に入る』動線の途中にあるため、動作的には一番ストレスのない場所とも言えます。

しかし門扉から近いため、見た目重視のサイクルポートを計画する必要があるかもしれません。

「塀や生垣の裏」③の場合

見えない場所にあるため、ストレスなく自転車を停められるメリットがあります。

「サンルームと兼用する」④の場合

自転車だけでなく、三輪車やベビーカーなども一緒に目の届く範囲におけるメリットがあります。

「門扉までの空間」⑤の場合

このレイアウトの場合、数多く自転車を停めることができるメリットがあります。ただ、かなり目立つ場所であるため、取り外しができるものや、サイクルスタンドなど簡易的なものにとどめ、後に自転車が不要になった際、第二駐車場にしてもよいでしょう。デメリットとしては、イタズラや盗難に合うなど、防犯性が低いことです。

平面図の①②③④⑤の場所にイメージしやすいように、下記参考写真でまとめてみました。

そのほか、外構部ではなく、家の中にスペースをとることもできます。
最近では、玄関内に自転車用の土間やシューズルームと兼用したレイアウトが人気です。

間取りや土地の条件、建蔽率のことなども相談しつつ、敷地計画の際に自転車スペースもプランしておくことをオススメします。

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おわりに

家と同様、外構も長く付き合っていく空間ですね。暮らしの中で人は成長し、環境や住まい方も変わっていきます。

自転車置き場は、自転車が不要となった後でも、「物置」や心地よい空間「コージーコーナー」として、豊かな暮らしの一部となるスぺースです。 家づくりを進めてしまう前にコーディネートして、後悔のない快適な生活を実現しましょう。

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