リフォーム＆リノベーションに数多く携わってきた設計のスペシャリスト・堀本幸司さんへインタビュー

こんにちは！木津川市の工務店・喜創です。

木津川市の工務店・喜創は、間取りプランをベースにしたセミオーダーからフルオーダーまで、お客様に最適なプランをご提案する住宅ブランド「らく住む」を手掛けています。「らく住む」では、続々と新しい商品プランを公開中です。

今回は、6月から喜創のスタッフの一員に加わり、設計を担当している堀本幸司さんにインタビューさせていただきました。

二級設計士として働く堀本さんに、現在のお仕事の内容やこれからやってみたいこと、目標などを伺っています。

喜創に入社されたのはいつですか？

2023年6月20日から喜創で働いています。これまで建築会社や設計事務所などで、数多くの一般住宅の設計に携わってきました。喜創との出会いはハローワークです。まだまだ建築業界の会社は、俗にいうブラックなところも多いのですが、喜創は福利厚生も整備されていて、自分が望む働き方ができるところがとても魅力でした。

設計はお施主様との打ち合わせもあり、土日出勤も多く、現場は平日が仕事なので、休みがとても取りにくいんです。プライベートも大事にしながら、フレキシブルにスケジュールを組めるところは、とてもいいなと思っています。

どういったお仕事を担当されていますか？

新築やリフォームの図面、分譲地の敷地などを描いて、お客様と打ち合わせを行うといった仕事を行っています。

お客様の要望をカタチにする上で一番大事にしていることは何でしょうか

お客様との打ち合わせの中で、さまざまなご要望が出てきますが、できるできないに関わらず、すべてしっかり受け止めることを大切にしています。
その中で設計者として「ここは違う」「ここはこうした方がいい」という部分をプロとして丁寧にアドバイスしています。

もちろん、できるだけ実現しようとはするのですが、現実的に無理なこともありますので・・・。それはしっかり説明します。説明不足では後々、問題になることもありますので、そこは一番気を付けています。

堀本さんが得意とする家づくりはありますか

住まい手の方のこだわりを反映した家づくりが好きですね。「おしゃれにしてくれたらいいよ」といった漠然としたご要望ではなく、「住み方」「生き方」にこだわりのある方の建築をこれまで数多く手掛けてきました。お客様のこだわりには、自分にしか出せない答えを出すことができるので。自分に頼んでもらった以上は、いつも僕にしかできない建築を考えていますね。

お施主様から言われてうれしかった言葉はありますか

設計者は家が完成した後にあまり感謝されないというか……（笑）。実際に現場で働いている人のほうが感謝されますよね。僕は指示をするだけですから。お施主様にとっては、感じが悪いかもしれません。汗かいて苦労して建てているのは大工さんですからね。打ち合わせ中はお金の話もしますし、ご要望の中であきらめていただくこともありますので、がんばっていても、なかなか報われない仕事かもしれません（苦笑）。

フルリノベーションの案件などを数多く手掛けてこられたそうですね

はい、全面改装のリフォームなどを数多く手掛けてきました。一番大変なのは、すでに購入されている中古の一戸建てをリノベーションするケースです。購入される前に、相談していただけたら、「この物件はおすすめできない」などプロとして判断することができますが、すでに購入されている場合は、どんな不具合が隠れているか分かりません。例えば、雨漏りの修理などはとても費用がかかります。物件は比較的安かったけれど、外壁や屋根のリフォームにお金がかかってしまって、内装にあまりお金をかけられなかったなんてケースも少なくありません。

中古物件は購入する前にご相談いただくほうがいいですね

はい、中古の戸建て物件をほかの不動産屋さんで購入して、リフォームだけ工務店にお願いされるのは、おすすめできません。ホームインスペクションもうちでやりますので、中古物件の選定から一緒にやらせていただきたいですね。不動産屋さんでは、そういった細かな部分まで分からないケースがあります。私たちなら解体しなくても、屋根や天井を見れば、その中古物件の問題点などが分かりますので、「これはやめておくほうがいいですよ」とか、お客様にお伝えすることもできます。中には、新築を建てるほどの費用がかかってしまうこともありますので……。物件購入費用＋リフォーム費用で総費用をふまえたご相談に乗れるので、ぜひ購入前にご相談いただきたいですね。

喜創でやってみたいことはありますか

以前は枚方や大阪市内での仕事が多かったので、一戸建てを建てるにしても狭小の狭い家が多かったんです。木津川市周辺は土地も広くて、庭もつくることができるので、それを生かした家づくりをしてみたいですね。趣味の色が濃い家を手掛けられたらうれしいです。これまで狭小の家専門のようにやってきましたので（笑）。ガレージに趣味のスペースを作ったり、庭にピザ窯を作ったり、大阪など都会ではできないような暮らしを楽しむ物件を手掛けられたらと思っています。

堀本さんは設計担当として、お打ち合わせの席でお客様と顔を合わせることも多いと思います。どうぞよろしくお願いします。