土地を探してお客様のご要望とマッチング！土地探しのスペシャリスト・宅地建物取引士の山口薫さんへのインタビュー

こんにちは！木津川市の工務店・喜創です。

木津川市の工務店・喜創は、間取りプランをベースにしたセミオーダーからフルオーダーまで、お客様に最適なプランをご提案する住宅ブランド「らく住む」を手掛けています。「らく住む」では、続々と新しい商品プランを公開中です。

今回は、昨年から喜創のスタッフの一員に加わり、宅地建物取引士として、土地探しや資料作成に奔走する山口薫さんにインタビューさせていただきました。

「宅地建物取引士」の資格を持つ山口さんに、現在のお仕事の内容や、これからやってみたいこと、目標などを伺っています。

喜創に入社されたのはいつですか？

2022年6月に入社しました。もうすぐ1年になります。最初はパートで入りましたが、今年の1月から社員になりました。

どういったお仕事を担当されていますか？

不動産部で住宅や土地の売買取引がメインです。専任の宅地建物取引士として登録していただいています。喜創で「宅地建物取引士」の資格を持っている人を募集されていたので、応募した次第です。

主に木津川市に出回っている物件情報の収集を行っています。また、「これから住宅を建てたい」というお客様が来られたら、「奈良市で駅近の土地を探してほしい」「京都府南部エリアで中古物件を探してほしい」といった具体的なご要望を伺って、お客様のご要望にかなう土地や物件を探します。

土地の契約をしていただく際は、契約書を作成したり、重要事項説明を行ったりするのが、私の仕事です。

ご相談に来られたお客様の求める土地や物件探しとは、重要なお仕事ですね。

そうですね。土地がないと家は建てられません。せっかくおうちを建てたいと思ってご来店いただいても、ご契約に結びつかないので、土地探しは重要です。そのためにも、常に木津川市、精華町、奈良市あたりの情報収集を行っています。

一般の方がご覧になる不動産情報ではなく、お客様からお預かりしている物件が載っている業者間サイトがあるので、そこをチェックしています。また、一般のポータルサイトのほうが早い場合もあるので、併せて確認しています。

現在「らく住む」で建築が進んでいる京田辺市のS様邸も土地探しからのスタートでしたね。

そうですね。まず、最初にどういった土地がいいのかをお打ち合わせでお伺いし、いくつか候補をお出しして、絞り込んでいきました。弊社の高橋社長がS様にご提案する際の資料作成なども行いました。ご要望の土地が見つかって本当に良かったと思っています。

S様の地鎮祭の様子はこちら
→らく住む現場レポート♪京田辺市で地鎮祭を執り行いました

ご希望の土地が見つかるかどうかで、契約に至るかどうかが決まることも多いですね。

そうなんです！お客様はご自身でも土地をお探しになっていますし、ゆっくり時間をかけて探すわけにもいきません。せっかく「喜創でおうちを建てたい」と思ってくださっても、土地が見つからないと家づくりを進めることができないので……。タイミングを逃して、他社様がいい土地をご提案されたら「やっぱり、ほかで建てます」ということにもなりかねません。

奥様、ご主人様それぞれのイメージやご要望もあります。例えば値段は合わなくても、「こういった条件の土地がいい」など、お客様からご提案をいただいて、すり合わせていくことが大切です。

当初のご要望になかったエリアに決まることもあるようですね。

こちらからのご提案で、候補エリアが広がることもあります。「通勤に便利」「駅から近い」「お子さんの教育環境が整っている」「価格がご予算の範囲内」といったご希望にかなう場合は、候補に加えていただくケースもありますね。目線を少し変えていただくことで、「ここも意外といいね」と思っていただけることもあるので、そういった場所をみつけてご提案することも重要です。

ご提案するためには、お子さんの学校、お買物の便利さといった土地勘も含めて、土地の情報を熟知しておく必要があります。

喜創は地域に密着しているので、木津川市や精華町周辺の情報はどこにも負けませんね。

そうですね。それが強みになっていると思います。私は奈良市出身で、現在は精華町に住んでいるので、このあたりの生活情報は詳しいです。お客様は、「木津川市周辺で探している」という方だけではないので、木津川市周辺だけでなく、エリアを広げて土地の情報を知ることも心がけています。

お客様の家づくりは「予算ありき」だと思います。土地と建物をトータルで考えていく必要がありますね。

お客様にとって無理がないようにローンを組んでいただくことも重要です。家を建てられて、その後の暮らしが立ち行かなくなっては本末転倒です。そのためには、何を重視されるのかをきちんとヒアリングしなければなりません。「おうちは小さくても、場所だけは譲れない」といったお客様の場合は、「お子さんの学校が近い」とか、「駅から徒歩圏内」といった条件を重視されます。

弊社の高橋社長は、お客様に「どこにお金をかけたいのか」を、まずヒアリングします。もちろん場所によって建てられる家の大きさも違ってくるので、ある程度のおうちの予算から逆算し、「土地はこのくらいの費用まで」というのを決めて、土地を探していきます。

ご希望にかなう土地が見つかれば、いっきに話が進むこともありますか？

家づくりってタイミングもあると思います。「家を建てたい」とお客様がお考えのタイミングもありますし、スピード感も必要なんです。なかなか土地が見つからないと「もう少し先でもいいか・・・」と気持ちが後ろ向きになることもあるんですね（苦笑）。

現在、建築中のＳ様も試行錯誤されたそうですね。

はい。何件かご案内して、イメージを持っていただきました。予算を下げると、駅からこんなに遠い・・など、実際に見ていただき、土地にもう少し予算をかけようなど、ご検討いただきました。S様は喜創のおうちをとても気に入ってくださっていたので、時間はかかりましたが、ご要望にかなう土地を見つけることができて、本当に良かったです。

建材などの値上がりもあって、数年前と同じ価格では家が建たないといわれています。ますます家づくりが難しくなっているような印象があります。

お客様は、閑静な住宅地や整った住環境を求められています。特に若い世代・子育て世代の方は、木津川市なら城山台や州見台でお探しになる方が多いですね。建築関連の費用だけでなく、人気エリアの土地の値段もどんどん上がってきているので、大変です。

「家を建てたい」と思っても、どのように土地を探せばいいのか分からない、家づくりを始めたらいいのか分からない、という方がほとんどですよね。

はい、そうですね。最初にご相談に来られたときに、お客様のお考えをきちんとヒアリングすることが重要なので、細かくメモをとっていきます。2回、3回とお会いする中で、気軽に相談できるスタッフと思ってもらえるような接客を心がけています。例えば、物件をご案内する際も「のどかで田舎なのはいいのですが、駅が遠いですね」といった話をしながら、本音の部分を引き出すようにしています。これまでの経験から、決定権を奥様がお持ちになっているご家族が多いので（笑）、奥様のご意見は必ず伺いますね。

これから喜創でやっていきたい仕事はありますか？

これまでと同様、お客様の土地探しもがんばっていきますが、リフォーム・リノベーションも大好きなので、中古物件の再生事業にも力を注いでいきたいと思っています。

例えば、他府県にお住まいの方が、定年後の田舎暮らしをお考えになっているとか、そういった方にはまる物件などをご紹介できればいいですね。

社内の雰囲気はどうですか？

週５の時短勤務です。もう、めちゃくちゃ働きやすいです（笑）。土日もほかのスタッフと相談して休むことができるので、ほかの不動産会社では考えられないですね。とてもありがたいですね。「ほかのスタッフとコミュニケーションがスムーズにいくように考えながら勤務したらいいよ」と週2日在宅勤務でもＯＫと言ってもらっています。

高齢の母がいるのですが、家にいるだけで安心してくれるので、とても働きやすいです。スタッフ全員の事情に合わせて臨機応変な働き方ができるので、感謝しています。

本当にアットホームで、ご相談に来られたお客様にも、雰囲気の良さは伝わっていると思います。木津川市や精華町、奈良市の土地の情報なら、お気軽にご相談くださいね。