木津川市で活動中！ヨガインストラクター大橋奈都子さんにインタビュー（後編）

木津川市の工務店・喜創を拠点に活動している、子育て中のパパとママを応援するコミュニティ「レイワダカラ」。

今日はレイワダカラで活動中のヨガインストラクター大橋奈都子さんへのインタビュー後編をお届けします。

　ヨガインストラクター大橋奈都子さんにインタビュー（前編）はこちら

前編では、ヨガを始めたきっかけや、インストラクターになるまでのお話を伺いました。
後編は、「レイワダカラ」でのヨガレッスンへの思いや、子育てとインストラクターの両立などについてお話を伺います！

出産を経て、新たなステージへ

今は子育てをしながらインストラクターをされているんですね

出産で2年近くお休みしていました。ヨガインストラクターを再始動するにあたって、今までのようにスタジオに所属すると、子どもが急に熱を出したりすると、迷惑がかかるので、ちょっと抵抗があったんですね。

自主開催なら自分のペースでできますし、「Yawaragi Yoga」を始めました。

大橋さんのファンにとってはうれしいレッスンですね！

気軽に通ってもらえるようなレッスンを目指しています。レイワダカラさんだけでなく、「あいはうす鹿背山」の2階スペースでも開催しています。あとは、数はそれほど多くないんですが、パーソナルレッスンやセミパーソナルレッスンを行っています。

これからやってみたいことはありますか？

多くの人にヨガのすばらしさを伝えたいと思っています。それと同時に一人ひとりとしっかり向き合い、温かみがある深い関係性を築いていけたらいいなと思っています。これからは、セミパーソナルやパーソナルレッスンも増やし、その人の要望に十分応えられるインストラクターになっていきたいですね。

パーソナルトレーニングは、今注目されていますね

ダイエットなのかリラックスなのか、肩こり解消なのか、人によってヨガに求めているものも違います。そういったことに、丁寧に向き合ったレッスンができればと思っています。

ヨガ講師というお仕事と子育ての両立については、どんなふうにお考えですか？

今は仕事のある日は、一時保育に子どもを預けています。

子どもとの時間も大事だと思っているので、今は少し仕事の量をセーブしつつ、増やしていける時期がきたら、またたくさんレッスンしたいと思っています。

上手にバランスをとってお仕事をされていますね

子ども以外にも目を向けることがある環境には感謝しています。レッスンに来られる方など、多くの方と関わりを持ち、「皆さんの喜びのために何ができるだろう」という思いでいることが、私自身の喜びにつながっています。そして、「幸せ度」も上がっているのだと思います。他者との関わりの中で育まれる愛の交換が、毎日を充実させてくれています。

子どもだけになると、私自身の視野も狭くなりますし、子ども同じだと思うんです。子どもも保育所などで、親以外の人から愛情を注いでもらうことで、「いろんな人から愛ってもらえるんだ」と気付くことができると思います。

仕事のときは仕事にしっかり向き合って、子育てのときは思いっきり可愛がるように、メリハリをつけられるようになったかなと思っています。

レイワダカラでテーマのあるヨガレッスンを開催

いろいろなテーマを設定したヨガレッスンを開催されていますね

レイワダカラでは、「めぐり改善フローヨガ」「呼吸を深めて体と心を整えるヨガ」など、ちょっとしたテーマを設けています。そこを動かしたいと思っている人が集まってきてくれますね。

やっぱり、週1回くらいやるほうがいいんでしょうね

できれば、週 1 回なら週 1 回、と決めてやる方が習慣化されていいかなと思います。でも、しばらく休む期間があってももちろん大丈夫。「やらないとだめ」と突き詰めてやるのではなく、体と心が求めている時をキャッチしてやるという風に、気を張りすぎないことが大切です。そういう姿勢でいる方が、さらにヨガの深みや面白みが分かりますし、もっとしたい！と自然に思えるようになるのだと思います。

その時の体調によって、やりたいとき、やりたくないときもありますから。それを無理にやるのはヨガではないと思っています。

やりたいときにやる、という自主性をもったほうがいい時間になると思うので、無理してやる必要はありませんよ。

身体が硬いので、どうしてもヨガには苦手意識があって…

「身体が硬いからできない」「自信ありません」と言われる方はとても多いですよ。

でも、それって自分が決めた境界線なんですよね。自分で決めたレベルで、皆さん「硬い」って言われてるんです。ほかの人から見たらそんなことないってことも多かったりします。

確かに始めるのは勇気がいると思いますが、他者との比較ではなく、自分の過去とだけ比較しようとすれば、一歩前に進めるのかなと思います。ヨガを真摯に取り組み続けたら、ヨガの恩恵が必ずあるはずです。実際に、「当初より体が柔らかくなったり、体が引き締まってきた」「気持ちが前向きになってきた」というお声をたくさんいただいています。

ポーズを完成させることをゴールにしてしまうと、こだわりが出てしまってしんどくなってしまうんです。

ヨガの本来の目的は、こだわりを取っ払って、心と身体を柔らかくしていくこと。

私は、「自分の心と身体が快適になって、安定していくところを探していきましょう」というレッスンを心掛けています。