トピックス

家づくり

新築住宅の構造でお悩みの方必見!鉄骨造りや木造の特徴や工法を公開

新築で家を建てるなら、建築会社を探す前に構造を決めよう

折角新築で家を建てるのであれば、建築会社を探すことも大切ですが、その前に構造を決めるのが先決です。
住宅の構造には大きく分けて鉄骨と木造がありますが、それぞれに特徴やメリット・メリットが存在します。
そして、鉄骨は鉄骨でも細分化で分けることができますし、鉄骨だから単純に木造より優れているわけでもないのです。

勿論、住宅構造は一長一短ですから、メリットやデメリットを頭に入れた上で、比較検討を行うことが重要となります。
相談や依頼をする建築会社は、構造を決めてから探しても遅くありません。まずは構造の違いを把握して検討を進めましょう。
住宅はやはり、家族が毎日過ごす心休まる場所が理想なので、安心安全の構造を選びたいもの。
安心して過ごせる家であれば、人命も財産も守ることができますから、納得の構造を選んで新築を建てるのが正解です。
当然ですが、いくらベストな構造を選んだとしても、建築に不備があると価値や性能を発揮しませんから、信頼できる建築会社探しも重要です。

構造毎のメリット・デメリットを理解しよう

住宅の構造を選ぶにはまず、構造毎の違いを頭に入れたり、メリット・デメリットを理解することが先決です。

鉄骨造りのメリット

鉄骨造りのメリットには、強度の高い建築資材を使用することで、柱を減らして空間を広々と使える設計にできることが挙げられます。
鉄骨は木造よりも重量を支える力が強く強度があるので、柱の数を減らしても大丈夫です。
柱そのものを細くできるメリットもありますから、より空間を有効活用することができます。
壁も柱と同様に厚みも減らせますし、最小限の設置で済むので、仕切りのない空間を実現するのも容易です。

木造だとこうはいかず、特に2階建てや3階建てとなると柱や壁が増えてしまいがち。
吹き抜けを設計に採り入れることも可能で、大きな窓を選ぶこともできますから、鉄骨造りのメリットは自由度の高さともいえるでしょう。

他にも、工場生産で建築資材の品質が安定していることや、木造より燃えにくいことによる火災保険料が安くなるメリットもあります。

鉄骨造りのデメリット

鉄骨造りのデメリットは、木材ではなく鉄を建築資材に用いることから、コストが嵩んでしまうことが大きいです。
工期が長くなるため、建築資材だけでなく工期による建築コスト増もデメリットに加わります。
言うまでもありませんが、これは新築の建築時に限らず、将来的な増改築やリフォームも同様です。

鉄骨は壁を薄くできるのが強みですが、その分断熱性が低下してしまったり、気密性が低くなるデメリットが生じます。
対策をしないと冬は寒く夏は暑くなってしまうので、断熱材の充填などによる断熱対策が必要不可欠です。
そうすると、折角の壁を薄くできるメリットが損なわれてしまい、コストも増加するというデメリットに繋がります。

鉄骨構造は鉄で構成されることから建物全体の重量が重く、強い地盤を選んだり地盤強化の必要も。
高性能な断熱材は、あまり厚みを増さずに断熱性を上げることができますが、そういう断熱材はコストが高いのが悩みの種です。

木造のメリット

木造のメリットは建築資材に木材を使用することによる、自然な断熱性や調湿性があてはまります。
元々木造は日本の気候に適した住宅構造で、古くから活用されてきた歴史があります。
湿気がこもりにくく適度な通気性が保たれますから、夏は比較的涼しく過ごすことができるでしょう。

湿度が高い時は水分を採り入れ、逆に空気が乾燥すると水分を吐き出すので、結露が起こりにくくカビの発生リスクも抑えられます。
木材は金属より熱を伝えにくい性質がありますから、冬は暖かい快適性を得ることが可能です。
鉄骨よりも柱や壁の数、厚みを増やす必要性が高いので、必然的に密度が増して気密性が高まります。
耐震性を重視すれば、それだけ気密性が上がりますから、しっかりと中身が詰まった住宅に仕上がります。

コストは鉄骨と比べて全体的に安く、工期も短くするメリットがあるので、安く早く新築住宅を手に入れたい人にお勧めです。

木造のデメリット

木造のデメリットは柱と壁が増えてしまうことで、気密性が高まるメリットと表裏一体ですが、空間を広々と使えないのはネックです。
これは耐震性を高める為に必要不可欠ですし、耐震性能の確保は法律で定められていますから、法律を無視して柱や壁を減らすことは不可能です。

広くて天井が高いリビングや、壁一面が大きな窓といった住宅は、木造住宅では非常に難しいといえます。
とはいえ建築会社も木造のデメリットに手をこまねいているわけではなく、工夫によって設計の自由度を高めています。
その為、鉄骨ほどの自由度はないものの、木造でも柔軟である程度の自由な設計ができます。

木造で逃れることのできないデメリットとしては、素材の性質による寿命の短さ、つまり耐用年数の短さです。
鉄骨は建築素材が鉄なので錆びて劣化しますが、木造は水分を吸い込み吐き出すを繰り返すことで、性能が低下する弱点が存在します。
特に、近年の高気密化で湿気を取り込みやすく、昔と比べて耐用年数が短くなっているのは否定できないところでしょう。

鉄骨造りの工法

鉄骨造りの工法には、軽量鉄骨造と重量鉄骨造、そして鉄筋コンクリート(RC)造があります。
軽量鉄骨造と重量鉄骨造は、鋼材の厚みが6mm以上かどうかで決まり、建物の規模に合わせて使い分けられます。

軽量鉄骨造

軽量鉄骨造は骨組みに軽量鉄骨を用いるプレハブ工法で、大手ハウスメーカーの殆どが採用している住宅造りの主流です。
商品の数が充実していたり選択肢が豊富なので、選べる住宅工法ともいえます。

工業化が進みしっかりとした製造方法が確立されていますから、品質が安定していて大量生産にも向いています。
つまり、コスト的にもメリットがあるので、多くのハウスメーカーで採用されているわけです。
日本の建築、住宅産業の発展は軽量鉄骨造と共にあるといっても過言ではないので、新築住宅を検討する上で外せない、それだけ重要な工法だといえるでしょう。

軽量とはいえ強度は木造以上ですし、空間を広く使ったり窓を大きくできますから、とても魅力的な工法です。
ただし大量生産に頼っている部分があるので、住宅設計の自由度はそこそこでメーカー毎に選択肢が決まります。
熱が伝わりやすい素材で室内外の温度差が生じて結露が発生したり、錆や音が伝わりやすい欠点があることは留意すべきです。

重量鉄骨造

重量鉄骨造は別名ラーメン構造といいますが、このラーメンは枠や額縁を意味するドイツ語に由来します。
建築資材に6mm以上の鉄骨を使うので、非常に強度が高く間口を大きく取る設計が可能です。
柱としても、梁としてもしっかりとしますから、本数を減らしても強度を保つことができます。
オフィスビルや中高層マンションに採用されているほどで、広い空間や高さのある建物に最適です。

設計の自由度は軽量鉄骨造以上ですし、小さい敷地でも柔軟性の高い設計が行なえますから、オフィス兼住宅や都市の2世帯住宅で採用されるケースが少なくありません。
屋上を緑化したいといったニーズにも応えられるので、アイデアを活かせる幅がありますし、積極的に住宅設計したい場合は軽量鉄骨造よりも断然重量鉄骨造です。
音が響きにくく防音性は比較的高く快適ですが、建築資材の厚みが増す分だけコストが上がってしまうのは仕方がないところです。

鉄筋コンクリート(RC)造

鉄筋コンクリート(RC)造は骨組みに鉄筋を用いる工法で、型枠にコンクリートを流し入れて固めるのが特徴です。
工法が適用できる建物は戸建てから高層ビルまで幅広く、設計の自由度はトップクラスとなっています。

鉄骨とコンクリートの良いとこ取りですから、耐震性は申し分なく、火災にも強いので安心感があります。
雨水が浸入する恐れが小さいので、鉄筋の錆や耐久性の低下といった心配はあまりないでしょう。
設計の自由度と耐久性が優れていますから、高級住宅やデザイナーズ住宅で採用されやすい工法です。

鉄筋コンクリート(RC)造の欠点があるとしたら、それは作業の多くが現場で行われることによる、施工業者による仕上がり品質の問題です。
天候の影響も受けてしまうので、品質重視で慎重にしっかり造るとなると工期が延びます。
コンクリートは熱が伝わりやすく溜め込んでしまうので、冬は寒く夏は暑くなることから断熱が必須です。

木造造りの工法

木造造りの工法は木造軸組み工法、木造枠組壁式工法の2種類が主流です。
在来工法ともいう伝統的な工法で、古くから日本において使われてきたものです。

木造軸組み工法

現代においても、木造住宅の8割は木造軸組み工法といわれていますから、完成されているメリットの大きい工法だと分かります。
主要な建築資材が全て木材ですから、日本の気候に適していますし、木材の優しい手触りや質感による温もりを楽しめるのが魅力です。

基礎に土台を乗せて柱と梁で枠組みを造り、筋交いを入れることで耐震性が高められています。
木材にホゾやミエといった加工を加えて造る工法なので、職人の力量が試される工法でもあります。
しかし、近年はプレカットなどの機械加工が進んでいますから、品質のばらつきは減ってコストも低くなっています。
木造軸組み工法は設計の余地が大きいことで、敷地の大きさや形に左右されないデザイン性の高さを発揮します。

最近は、輸入材や強度を高めた集成材によって耐震性や耐火性能がかなり上がっていますが、湿気とシロアリ対策が必要なのは今も変わらないです。

木造枠組壁式工法

木造枠組壁式工法は別名ツーバイフォー工法で知られており、日本でも2x4の表記で有名です。
元々木造枠組壁式工法は北米を中心に普及している工法で、2x4というのは製材の2インチと4インチに由来しています。
ツーバイフォー材で柱を組んで、合板などのパネルで壁を造るのがツーバイフォー、木造枠組壁式工法のポイントです。

材料の寸法は規格化されていて、釘についても指定がありますから、北米らしい合理的な工法だといえるでしょう。
仕上がりは建築を担う人の腕に左右されにくいので、建築資材だけでなく、建築面においても品質を高く保つことができます。
耐震性能は木造軸組み工法の1.5倍、あるいは2倍ほど高いともいわれています。
断熱性や気密性も高く、下地に石膏ボードを用いることで耐火性能も高いです。

デザイン性も良好で和風住宅にも対応しますが、面で構造を支える工法故に大きな開口部は設けにくく、増改築の自由度もあまり高くありません。

まとめ

住宅構造には鉄骨と木造があり、鉄骨は軽量鉄骨造、重量鉄骨造、鉄筋コンクリートのRC造の工法に分けられます。
木造には伝統的な木造軸組み工法、海外で主流の木造枠組壁式工法があります。
いずれにもメリットとデメリットがあって、特徴に良し悪しが現れますから、新築住宅を検討する上でヒントになるでしょう。
構造や工法を選択しないことには、家造りの方向性が定まらないので、早めに検討することが大切です。

特徴を踏まえて比較検討を進めることで、求める住宅の形が明確になったり、それに合う構造と工法を見極めてください。

お問い合わせ

関連する記事

COPYRIGHTING ©株式会社喜創 ALL RIGHTS RESERVED.

0120-833-838
9:00~18:00(定休日:水曜日)