トピックス

家づくり

新築を建てるなら、憧れのビルトインガレージに!失敗しないポイントを一挙公開!

ビルトインガレージのメリット

土地が広くない日本にぴったり

ビルトインガレージは建物の1階部分を車庫に利用して、2階より上を居住スペースにすることができます。
同じ場所を車庫と居住スペースの両方に活用することができるので、ビルトインガレージは土地の面積が限られている日本向けの建築ですね。
狭い土地でも車庫付きの大きな新築を建てることができるので、敷地面積が広くない住宅で複数の自動車を保管したい場合にもオススメの方法といえるでしょう。

天候を気にせず乗り降りが出来る

屋根がない場所で雨や雪の日に車の乗り降りをすると、傘を開いたり折りたたむ際に体や荷物が濡れてしまいます。
強い雨だと車内やトランクにも水が入り込んでしまいますし、傘の先端で自動車に傷を付けてしまうかもしれません。
ビルトインガレージであれば建物の内部に自動車やバイク・自転車を格納するので、雨や雪の日でも体や荷物を濡らすことなく乗り降りが出来るというメリットがあります。

また家の内部からガレージにアクセスするための通用口を設けておけば、外に出ることなく車の乗り降りが出来ます。
ビルトインガレージは自動車やバイクを屋内で保管することができるので、風雨に晒されて外装が劣化したり直射日光の紫外線で塗料が日焼けを起こす心配もありません。
雪国であれば、冬季の夜間に自動車の上に雪が降り積もって凍り付いてしまう心配もありません。

車のタイヤ交換やちょっとした修正など、車やバイクのメンテナンスを自分でやる場合にも、ビルトインガレージがあれば天候に関係なく作業が出来るのでとても便利です。
内部に照明器具を設置すれば、夜間でも作業をすることができますね。電気自動車を保有している家庭であれば、ガレージ内に充電用のスタンドを設けておくといいでしょう。

盗難やイタズラ防止に有効

高級車は盗難被害に遭う恐れがあるので、自宅のガレージに保管する場合でも各種の盗難防止装置を装備する必要があります。
リモコン式のスマートキーを利用している場合は、リレーアタックの被害に遭う恐れがあります。
リレーアタックとは、離れた場所に保管してあるキーから発信される微弱な信号を特殊な装置で増幅して自動車に伝えて解錠したりエンジンを始動する方法です。
実際にリレーアタックによって自宅の車庫から自動車が盗まれる被害が多く発生しています。

特に高級車や人気車種は盗難被害に遭うリスクが高いので、自宅の車庫に保管している間でも外部から見えないようにする事がおすすめです。
屋根付きの屋外ガレージを使用する場合でも、盗難やイタズラ防止のために自動車カバーを使用する人もいます。
ビルトインガレージであれば完全に建物の中に、自動車やバイクを収納してシャッターを閉めることができるので、入出庫時以外は外部から車を見ることができません。
入口部分に頑丈な門やシャッターを設けることも出来るので、外部から車庫の中に侵入したりリレーアタックでエンジンを始動することが難しいでしょう。
このため、ビルトインガレージは盗難や自動車へのイタズラを防止するというメリットがあります。

趣味の部屋として独立させることも

ビルトインガレージは自動車やバイクの保管だけではなく、余ったスペースを別の用途にも活用することができるという利点もあります。
自宅からガレージに出入りするためのドアを設けておけば、自宅の居住スペースとは別の独立した作業スペースにする事ができます。
自動車いじりが趣味の方であれば、ガレージの空間を有効活用して改造やチューニングなどの作業をすることも可能です。

ガレージの余ったスペースを有効活用して、家族に邪魔されずに自分だけの世界に入り込んで趣味に没頭するという使い方も。
ビルトインガレージの広いスペースを利用して、ラジコン飛行機の組み立てや鉄道模型のジオラマ作りのために有効活用している人もいます。
自動車を保有していない期間でも、ガレージのスペースを独立した趣味部屋や物置に使用することができるのでとても便利です。

ビルトインガレージのデメリット

ビルトインガレージには多くのメリットがありますが、デメリットもあるので注意が必要です。
新築時にビルトインガレージを設ける場合は、デメリットの影響を考慮した上で設計しましょう。

騒音問題

ビルトインガレージに自動車(ガソリンまたはディーゼルエンジン車)を入出庫させる際は、エンジンを始動した状態で建物内に乗り入れることになります。
ガレージの出入り口以外の壁や天井は住居の建物と一体化しているので、エンジンの振動が建物に伝わって家の中に自動車の騒音が響きやすくなります。
鉄筋コンクリート造のマンションであれば騒音の影響は小さいですが、木造の一戸建てだと家全体に騒音が伝わってしまう恐れがあります。

ちなみに低速時にモーター走行が可能なハイブリッドエンジン車や電気自動車であれば、騒音の影響を気にする必要がないかもしれません。
逆にRV車やハイパワーエンジンを搭載したスポーツカーであれば、大きな騒音や振動の影響を受けるでしょう。
いずれにしても、ガソリンまたはディーゼルエンジン車に乗っている場合は、新築の設計段階で防音対策を考慮することをおすすめします。

間取りをしっかり考える必要がある

ビルトインガレージ付きの新築を建てる場合は、柱や壁などの関係で居住スペースの間取りをしっかり考えておく必要があります。

昼間はエンジンの騒音が気にならなくても、夜遅くに帰宅すると音が家全体に響き渡ってしまう恐れがあります。
特にガレージの部分と柱・壁などを共有する部屋は騒音が伝わりやすくなるので、離れた場所に寝室を設ける必要があるでしょう。
新築を建設する際、ある程度の費用をかけて防音工事を施したとしても、入出庫の際は住居内に伝わる振動や騒音を完全にシャットアウトすることはできません。
そのため、ガレージのすぐ上や2階部分に寝室や客間などを設けることは難しくなります。

汚れや排ガス問題

ガソリンエンジンやディーゼルエンジン車を所有している家庭であれば、ビルトインガレージを使用すると内部が排ガスで汚れやすくなるというデメリットがあります。
出入り口以外は完全に閉鎖されているので、排ガスが内部にこもりやすくなるからです。
ガレージ内で車のエンジンを始動した状態で停車させると、短い時間でも閉鎖された空間に排気ガスが充満して一酸化炭素中毒を起こす危険性もあります。
屋内の通用扉などの隙間から排気ガスが住居内に入り込む恐れもあるので、設計段階で排気ガス対策が必要になります。

新築住宅の1階部分にビルトインガレージを設ける場合は、排ガス対策のためにガレージに通風孔や窓を設けておく必要があるかもしれません。
ただしモーター走行が可能なプラグインハイブリッドエンジン車・電気自動車・燃料電池自動車であれば、排ガス対策は必要ないでしょう。

耐震補強等で費用が上がる

ビルトインガレージを設ける場合は、自動車が入れるようにするために広い空間が必要になります。
広い空間を得るためには壁や柱を減らす必要があるので、建物全体に耐震補強を施すことが必要です。
仕口ダンパーという耐震金物を取り付けたり高価な建材を多く使用するので、建物の建築費用が上がってしまう可能性もあります。

新築を建てる際、敷地の面積が狭い場合は1階部分のほとんどをガレージで専有されるので、実質的な住居部分は2階と3階になります。
2階建てと比較すると3階建ての建物は耐震性を確保するために多くのコストがかかるので、同じ延べ床面積の住宅でもビルトインガレージを設けると建築費用が高くなってしまいます。
ビルトインガレージに車高の高いRV車やワンボックスカーが入れるようにする場合は、2階部分の床を高く設置する必要があります。

その他の知っておくべきポイント

ビルトインガレージにはいくつかのメリットとデメリットがありますが、これら以外にも知っておくべきポイントがいくつかあります。

税金の免除がある

住宅にビルトインガレージを設置する場合には、車庫のスペースは建物の延床面積から除外されます(容積率の緩和措置)。
ガレージ部分の床面積をカウントされないので、実質的に建物部分の固定資産税が免除されることになります。

税金の免除が適用されるのは建物全体の延べ床面積の5分の1以下であるという条件があるので、実際の床面積の2割分がお得になる計算です。
これに加えて、ビルトインガレージ付きの住宅は同じ床面積でも建物の資産価値が低く見積もられます。
建物の評価額が低めに産出されるので、毎年の固定資産税が安くなります。

駐車が苦手な人には不向き

住宅用のビルトインガレージのスペースはかなり限られているので、自動車を入出庫する際はある程度の技術が必要になります。
狭い道路に面している場合はバックで入庫させる必要があるので、駐車が苦手な方には不向きかもしれません。バックでの車庫入れが苦手な方は、要注意です。

将来不便にならないかも新築建築の際考慮する

ビルトインガレージは、面積を大きくすると柱や壁が減るので耐震補強のための費用が掛かってしまいます。
建物全体の建築費用を考慮してガレージの広さや天井の高さを設計する必要がありますが、ある程度の余裕を持たせることも必要です。

この理由は、将来にもっと大きなサイズの自動車に買い替える可能性があるからです。
最近は小型の軽自動車でも車高の高いトールワゴンが普及していますが、天井の高さが不十分だと入庫できなくなる恐れがあります。
同じ車種の自動車でもモデルチェンジの際に車幅が拡大されて、5ナンバーサイズが3ナンバーサイズに変更されるケースも少なくありません。
新築建築後にビルトインガレージのスペースを拡大することは難しいので、将来に車のサイズが大きくなることを考慮した上で設計する必要があります。

南側道路の場合、日当たりが悪くなる

車庫のデザインにもよりますが、南側道路の敷地にビルトインガレージを設けると室内の日当たりが悪くなってしまう場合があるので注意が必要です。
日当たりを良くするためには、南側の部分に庭などを設置して何もない空間を設ける必要があります。
日光が入る南側の空間にガレージを設置すると、住居部分の日当たりが悪くなってしまうでしょう。
住宅にビルトインガレージを設けたい場合は、南側以外の道路がオススメです。

ガレージ内の壁は後のDIY用に、構造材にするのがオススメ

ビルトインガレージは自動車やバイクの車庫以外にも、趣味や仕事の作業スペースに活用する方法があります。
車庫として使用する場合でも、余ったスペースを物置にしたり作業台を設置して有効活用することが可能です。
ただし車庫用にガレージの内部をモルタルで固めてしまうと、他の用途に転用しにくくなってしまいます。

ビルトインガレージの空間を有効活用する際は、新築建築後に自分で壁や柱に工事をして改造をすることができるように構造材にしておくことがオススメです。
例えば、ガレージを趣味部屋や作業スペースとして使用したい場合には、ホームセンターなどで断熱材や石膏ボードを購入して壁に取り付けることができるでしょう。
ビルトインガレージは建物の内側で外から内部が見えないので、素人が工事をしても家の外観が損なわれる心配はありません。

まとめ

新築住宅を建てる際にビルトインガレージを選択すれば、限られた土地を有効活用したり固定資産税の免除が受けられるというメリットがあります。
駐車スペース以外にも趣味部屋や物置として活用することもできるので、かなりお得です。
ビルトインガレージは高級住宅向けの設備と思っている方が多いかもしれませんが、一般的な戸建て住宅でも設置することが可能です。

敷地面積が狭くて駐車スペースを確保できないようなケースでも、1階部分を車庫にすることで外部の駐車場を利用しなくても済むでしょう。
ただしビルトインガレージにはデメリットや設計時に注意すべきポイントがあるので、予算や新築建設予定地の条件なども考慮して検討するようにしましょう。

お問い合わせ

関連する記事

COPYRIGHTING ©株式会社喜創 ALL RIGHTS RESERVED.

0120-833-838
9:00~18:00(定休日:水曜日)