新築時に考えて欲しい。廊下の少ない間取のメリット・デメリット
おはようございます。Co-fitコーディネーターの中筋恵子です。
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今回は家を新築するときに、一番頭を悩ませる「部屋の間取り」についてお伝えしたいと思っています。
その中でも最近多くなっている“廊下の少ない間取り”について少し考えていきましょう。
目次
間取りはどの様に考えますか?
私は現在フリーのインテリアコーディネーターとして仕事をしていますが、数十年前は設計事務所で店舗や住宅の間取りも考えておりました。
私がいつも新しい間取りを考える時、優先にしている幾つかの事柄があります。
第一に、「その家族が一番多くの時間を過ごす場所がどこであるか」
次に「その場所をどこに持っていくか」です。
一番多いのは、リビングかダイニングですが、私は敷地の中で一番居心地の良さそうにしている家族の姿を想像しながら、間取りを配置することを心がけています。
次に考えるのが家事動線。その際は水回りと言われる、トイレ・洗面・お風呂を近くに持ってくるように配置します。そうすると家事動線が短くなり、おのずと廊下が少なくなる傾向がある様に思います。
廊下を少なくする間取りのメリット
日本の住宅は都市部に人が住んでいることが多いので、ほとんどの場合狭い敷地にどうやったら部屋を広く配置できるかという問題に直面します。
そんな時に多いのが、廊下を極力少なくする……と言う手段です。
メリットとして
① 部屋が広くなる。
単純に廊下が少なくなれば、部屋に充てる面積が増えます。
② コストダウンできる。
廊下分の材料費が削減されるので、その費用を他の場所に活用できます。
③ 動線が短くなりやすい。
水回りを近くにまとめることが多いので、動線が短くなります。
プランによっては、LDKの中を通って、トイレ・洗面所・お風呂に行く動線の間取もあります。
私が現在のマンションを購入する大きな決め手となったのは、廊下の少ない間取りだったからです。
ただし、メリットだけではありません。デメリットもいくつかあります。
廊下を少なくする間取りのデメリット
① 生活音や匂いが家中に広がりやすい
廊下の少ない間取りで多いのは、玄関から直ぐにLDKというプラン。LDKから洗面、浴室に直接入るプランが多く、場合によってはトイレもリビング内に設置するケースもあります。音や匂いが部屋に流れやすく、お客様などが利用されるときは気になるかもしれませんね。
② プライバシーを確保しづらい
こちらも①同様、LDKから直接お風呂に入ったりする場合、くつろいでいる人の横でトイレやお風呂に入っていくケースもあります。
③ 動線が交差するので、落ち着かない
LDKがホールの様な役目になるので、動線の拠点になってしまうからです。
これは、LDKに廊下も含ませたプランの感想ですが、それ以外でも近い状況はおきやすくなると思います。
家族の性格も考えましょう
建築的に効率が良いと思った間取りでも、人によってはメリットと感じない場合もあります。
音や匂いに敏感な人もいれば、ほとんど気にならない人もいるでしょう。「家族がいるところでお風呂に入っていく姿を見られるのが嫌」という人もいれば、「家族だから全然平気」と考える人もいるかもしれません。
重要なのは、新築時に家族一人一人がどの様な考えを持っているか、話し合っておくこと。
廊下があることによって、住宅の中にゆとり、余白が生まれるという意見もあります。
新築で家を建てる時、間取りを決定する時は、どんな暮らし方をしたいと思っているのかを家族で考えるきっかけにしてくださいね。
では、素敵な1週間をお過ごしください。
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