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新築で平屋を建てる際のメリット・デメリットとは?終の棲家にも人気な平屋の魅力を一挙公開!

新築平屋の人気の理由

2階建てや3階建ての方が魅力的に映る人もいますが、平屋も良いものです。

高齢者の終の棲家に人気

高齢者の「終の棲家」に人気があると聞くと、なんとなく人気の理由が見えてくるような気がします。
高齢になると体が若いころのように自由に動くというわけではありません。
まだ、高齢者になっていない人も、自分の周りにいる高齢者を見てください。
歩く速度がゆっくりであったり、ちょっとした段差でつまずくことがあったりしませんか?

このようなことを考えると、高齢者にとっては2階建てや3階建てよりも、階段が必要ない平屋の方がずっと暮らしやすいことが想像できます。
ひざが痛いと階段の上り下りが想像以上にきつくなりますし、ひざが痛くて困っている高齢者は想像以上に多いと言っても良いかもしれません。

子育て世代にも人気

高齢者だけでなく、実は子育て世代にも人気が高いのをご存じでしょうか。
子育て世代にとっては、平屋の方が家族のコミュニケーションが取りやすいこともあって人気が高いです。
親が1階、子供が2階と言うようにそれぞれ違う階に部屋があると、コミュニケーションを取ることが意外となくなってしまうかもしれません。
特に親にとって子供の行動は気になり、きちんと勉強しているのか、遊んでばかりいるのではないかなど不安になることが多々あるかもしれません。

リビングを通らないで子供部屋に行けるような間取りの家であれば、なおさら子供の行動を把握することが困難になってしまいます。
平屋であれば、親子が同じ階で過ごしますから親が子供の様子をすぐに知れるメリットがあります。

高齢者の終の棲家に人気なだけではなく、子育て世代にも人気がある平屋ですから、やはり新築が良いと思うかもしれません。
かなり幅広い層に人気があり、どの世代にとっても実は便利で住み心地が良いのかもしれません。

新築で平屋を建てるメリット

バリアフリー設計で高齢者も安心できる

新築で平屋を建てるメリットを考えた時、バリアフリー設計で高齢者も安心できる点がやはり真っ先に思い浮かびます。
階段が必要ない時点で高齢者も家の中を自由に動くことができるはずです。
車いすが必要な場合も同じ階の中で移動するので、段差をなくせば自由に動き回れます。
高齢者にも良いですが、段差のないバリアフリー設計と言うことは身体障害者の方にとっても過ごしやすい家と言えるでしょう。

2階建てよりメンテナンスがしやすい

階段がないだけでも2階建てよりメンテナンスがしやすいことはお判りでしょう。
階段を掃除することは、意外と大変です。
1段1段掃除機をかけるのも面倒ですし、コンセントが近くにないと不便なはず。3階建てともなるともっと掃除に手間がかかるのは明白です。

また、洗濯をする場合、洗濯機がある階と物干しがある階が違うとその移動もかなりきつく感じるでしょう。
平屋であればこれらの悩みをすべて解消することができます。

コミュニケーションが取りやすい

家族同士のコミュニケーションが取りやすいのもメリットの一つです。
家族同士で違う階で過ごす時間が長くなると、それだけコミュニケーションを取る時間が短くなります。
同じ階にいるのとそうではないのとではコミュニケーションの取りやすさに大きな違いがあるので、子育て世代であれば特に平屋の方が良いと思うかもしれません。
子供部屋に行く時にリビングを通るのか通らないのかによっても、子供の成長に違いが出ると言われています。
親はもちろん他の家族と顔を合わせる機会が多い方が、子供が健全に成長できることを考えると、平屋は子育てにも良い造りだと言えます。

耐震性が高い

日本は自然災害が多い国で、特に気になるのはやはり地震が多いことではありませんか?
2階建てや3階建ても魅力的に感じるかもしれませんが、縦に長くなればそれだけ揺れるので耐震性の問題が出てきます。
平屋であれば、耐震性が高いので地震のことを考えても大きなメリットがあるでしょう。

大きく揺れて家に亀裂が入るのも困りますし、2階が重くて1階を押しつぶしてしまうことも考えられます。
バリアフリー設計は想像しやすいかもしれませんが、細かいところまで考えてみると新築で平屋を建てることはどれだけ魅力的なことなのかがわかります。
これからも日本には大きな地震が発生すると言われていますし、より耐震性の高い家を建てることを考えなくてはなりません。

新築で平屋を建てるデメリット

こうやって見てみるとメリットがとても多いと思いますが、新築の平屋にする際にはいくつかのデメリットもあります。

工事費が高くなる場合もある

意外だと思うかもしれませんが、工事費が高くなる場合もあるので要注意です。
横に広がる平屋は、その分屋根も広がりますので費用が高くなったりします。
また、ハウスメーカーに頼む場合、2階建ての材料は大量に仕入れて安くなる事はあります。
しかし、平屋の場合ハウスメーカー側が平屋の材料をあまり仕入れていない場合があり、2階建ての方が安くなる事があります。
予算があまりないようであれば、業者とよく相談してください。
工夫すれば工事費を下げることもできるかもしれないからです。
妥協しなくてはいけないことが増えるかもしれませんので、そのことを頭に入れて業者と相談しましょう。

日当たりの確保が難しい

平屋ですから、日当たりの確保が難しいのは避けては通れません。
周りの家が2階建てや3階建てであれば、自分の家だけ日当たりが悪くなることも考えられます。
便利なことは確かですが、洗濯物を干しても日陰になってしまうので、なかなか洗濯物が乾かないと言うことがあるかもしれません。
それに、日当たりが良くないと昼間なのに部屋が暗くなることも考えられます。
もちろん、できる限り日が家の中に入るように設計する際に工夫することはできます。
しかし工夫をしても日当たりの確保が難しいこともありますので、どこに建てるのかをしっかりと考えるべきです。

土地の広さが必要になる

一番の問題点は、土地の広さが必要になることではないでしょうか。
都心ともなると土地が高くてなかなか平屋を建てること自体が難しいかもしれません。
土地に余裕のある場所であれば、新築で平屋を建てるだけの土地を確保することができるでしょう。
どこに住むのかも含めてよく考えてみてください。


新築で平屋を建てるメリットを知ってしまうと、平屋が良いと判断したくなるかもしれませんが、これだけのデメリットがあります。
日当たりがないと電気をつけっぱなしにしていしまい、想像以上に電気代が高くなることがあるかもしれません。
土地の広さが必要だから妥協して狭い家にする可能性もあります。
メリットがたくさんあるとは言え、デメリットもありますからこちらも含めてよく考えてみてください。

まとめ

最近はあまり見ることがないかもしれませんが、今では人気が高くなっていますし、長い目で見ると平屋の方が良いと思うかもしれません。
今の家に不満があって建て直すことを考えている人も、平屋にすることを考えてみませんか?
今よりもずっと快適に生活できるようになるかもしれないからです。

子育て世代にとっては子供の人数のことを考えると、2階建てや3階建てが良いと考えている人も多いかもしれませんが、実は平屋にもメリットがあることがわかります。
費用が厳しいという人もいるかもしれませんが、平屋に住みたいならあきらめないで業者と相談して建ててみましょう。


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