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注文住宅の定番!オープンスタイルのキッチンを分かりやすく解説します

こんにちは

京都・木津川市の工務店・株式会社喜創のCo-fitのインテリアコーディネーター 田中カオルです。
Co-fitとは、あなたのこだわりと個性にフィットする喜創の新しい家づくりのブランドです。
田中カオルのプロフィールは こちらから。

「新築住宅を建てよう」と決めたら、ワクワクするのがキッチン選びですね。
今どきのキッチンの定番はオープンスタイルです。

今回は、共働きのご家庭にぜひおすすめしたい「オープンスタイルのキッチン」についてお話ししたいと思います。

画像は下記のメーカー様のホームページから引用させていただきました

そもそもシステムキッチンってどんなキッチン?

新築住宅に採用するキッチンは、システムキッチンが一般的です。

システムキッチンとはシンク、調理スペース、コンロキャビネットを組み合わせた上にワークトップ(天板)を載せて一体化したキッチン設備のこと。ワークトップがあることでシンクやコンロが段差や隙間がなく水平になり、作業がしやすくなります。

オープンキッチンってどんなキッチン?

今、最も選ばれているのはオープンタイプのキッチンです。開放感があり、家族とのコミュニケーションをとりやすいのが人気の理由。

目が離せない小さな子どものいるご家庭は、キッチンからダイニングやリビングを見渡せるので安心です。

私がコロナ禍で経験したことですが、子どもが料理を手伝うようになると、向かい合って料理をするのがすごく楽しく、家族の絆も深まりました。

オープンタイプのキッチンには、アイランド型、ペニンシュラ型、セミオープン型があり調理スタイルやリビングとのつながり感を考えて決めるといいですね。

実際どうなの?アイランド型キッチン

「アイランド(Island = 島)」という言葉の通り、アイランド型キッチンとは、ワークトップがフルフラット。壁から離れた場所に、「島」のように配置されているキッチンのことを指します。キッチンの両サイドから出入りできるため作業しやすいキッチンです。

複数人で一緒に料理しやすいのも、アイランドキッチンの良いところ。

アイランド型は間取りの自由度が高い

リビングにかなり近い場所に配置することもできるので、来客の多いご家庭にもピッタリ。例えば、

  • アイランドキッチンにダイニングテーブルをくっつける
  • 軽食を食べるカウンターを設ける
  • シンクとコンロの両方をアイランド部分に設置する

など、ライフスタイルに合わせて自由な空間設計ができるのが利点です。

壁に囲まれないからこそ「見せるキッチン」を演出できるのがアイランドキッチン。収納や整理整頓に自信のある方なら、自慢したくなるキッチンになること間違いなしです。

アイランド型のデメリット

足元までオープンになってしまうので、片付けられない物や汚れが丸見えに。きちんと目隠し対策をしていない限り、日々のお手入れを怠ることはできません。

また、アイランドキッチンは壁面から独立している分、子育て世代に必要な収納スペースを十分とれないかもしれません。

しかし、収納で重要なことは、実は量よりも位置。キッチンでの作業の流れを想定し、使う場所のそばに必要な量の収納を設けることが大切です。

手が届きやすい距離に背面収納を設けたり、土鍋やストック食品などを保管するためのパントリーを計画したりするのもおすすめです。

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実際どうなの?ペニンシュラ型キッチン

同じオープンキッチンでも、本体の左右どちらかが壁に接しているキッチンをペニンシュラ型と呼びます。「ペニンシュラ(peninsula=半島)」という言葉の通り、カウンターが半島のように突き出たレイアウトのキッチンのことを指します。

ペニンシュラ型は小さなスペースでも採用できる

アイランド型と比べて設置スペースが小さくてすむため、狭小住宅にも導入しやすく、キッチンを部屋の端にもってくると空間を広く使うことができます。

また、従来の「壁付けタイプのI型キッチン」に比べるとカウンターの奥行きが広いのも魅力。椅子を並べてバーのような空間にしたり、ダイニング側に収納を設けたりするなど、工夫次第で多様な使い方も可能です。

ペニンシュラ型は手元隠しの工夫もしやすい

壁がある分、手元を隠す立ち上がりを設けて、キッチン周りの雑多な物や生活感を隠すことができます。立ち上がりの高さをどのくらいにするかで、キッチンに立った時の開放感や手元が見えないことによる安心感はかなり違ってきます。

このようにアイランド型に比べると開放感はやや減少しますが、妥協できるようであれば、ペニンシュラ型でも十分かもしれません。

なお、小さな子どもがいるご家庭なら、ペニンシュラタイプのほうがベビーゲートを設置しやすいというメリットもあります。

オープンタイプのキッチンに不安はないの?

LDKがひと続きの場合、キッチン周りに壁がないと「調理の時の煙やニオイ・湯気などがリビングまで拡散して汚れそう」といった不安があります。

特に、IHヒーターの場合は上昇気流が弱いため、キッチンの周囲に湯気やニオイが広がりやすいのが現実です。

窓の位置や高性能なレンジフードを採用するといった工夫で解決できることも多いので、間取りを担当する設計士やコーディネーターに相談しましょう。

根強い人気のセミオープン型

セミオープンタイプは、コンロ前に壁があり、シンク前はオープンというもの。程よくキッチン内部を隠してくれる実用性にも配慮したデザイン性が魅力です。

家族とのコミュニケーションは、やや取りづらくなるものの、料理に集中しやすいというメリットも。料理好きな方には人気が高いタイプです。

キッチンはいつ決めたらいいの?

余裕のあるキッチンを作るには、間取り計画の段階から様々な工夫をしなければなりません。レイアウトにもよりますが、一般的にキッチン空間は4.5畳あると理想的といわれています。

一方で、おしゃれな雰囲気にできるためアイランド型に憧れる方が多いのですが、その場合は6畳ほどのスペースが必要。間取りが決まってからでは、希望を実現できないということになりかねません。

どうする?キッチンメーカー選び

私のおすすめは、

  • 設備の充実
  • デザイン面

の2点を押さえることです。

家事の時短に欠かせない設備の充実

子育て世代に限らず共働きのご家庭では、

  • 使い勝手
  • 収納の大きさ
  • 汚れにくさ
  • 掃除のしやすさ

などの要素は、家事の時短に欠かせないポイント。近頃は、お手入れが楽な換気扇などどのメーカーも設備が充実しているので、価格帯が同じであれば機能に大差はないでしょう。

ただ、どうしても採用したいメーカー独自の設備やデザインがある場合は、早めにショールームに行って実物を確かめておきましょう。予約をすれば、各メーカー専属のアドバイザーが案内してくれます。

パナソニック:トリプルワイドIHコンロ

このように、お鍋を横一列に並べることができるこんなコンロもあるんです!

オープンスタイルのキッチンに大切なデザイン面

オープンスタイルのキッチンに決められた方には、家具のようなデザイン性の高いキッチンをおすすめしています。

この場合、空間の表情を決めるキッチンの天板や扉材の色や素材を、リビングのインテリアとコーディネートすることでLDKに一体感が生まれます。

この写真はWOODONE(ウッドワン)というメーカーのペニンシュラキッチンを採用した事例です。

扉材やキャビネットは無垢材のため、木が持つ年輪の形そのまま活かされているので、世界に一つだけのキッチンとも言えます。

より一層 見た目の高級感を重視したい方には、海外ブランドのキッチンもおすすめです。

まとめ

建て売り住宅のシステムキッチンは、標準仕様としてキッチンのメーカーや設備の組み合わせが決まっていることがほとんどです。

しかし、注文住宅のシステムキッチンは、扉材やシンク・水栓・コンロ・収納ユニットなどたくさんの設備を自由に組み合わせて作ることができます。機能性、耐久性やデザイン、予算などあらゆる面から吟味して決めたいものですね。

(株)喜創のモデルハウスのキッチンは、セミオープンタイプ。

「実際どうなの?」「リアルな使い勝手を確かめたい!」という方は、いつでもご来社ください。またこのコラムを読んだだけでは「一人でキッチンを選ぶのは無理!」という方は、お気軽にご相談ください。

お客様のご予算やライフスタイルに合わせて、一つひとつ丁寧に組み合わせていきます。

今日もすてきな一日をお過ごしください。

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