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曽爾村のフォカッチャ工房が完成しました!ならまちのイタリア料理店「nakamuraya」の中村様にインタビュー

木津川市の工務店・喜創では、以前「ならまちのイタリア料理店nakamuraya」様のトイレを自動水栓にするリフォームに携わらせていただきました。

そのご縁から、曽爾村に新しくフォカッチャ工房をつくるという、新たな案件のご相談もいただき、
このたび、フォカッチャ工房が完成しましたので、ご紹介させていただきます。

中村様、フォカッチャ工房の完成、誠におめでとうございます!

工房「Focacceria Soni」が完成!

フォカッチャの焼ける何ともいえずいい香りのする工房「Focacceria Soni」。
ならまちでイタリアンのお店「nakamuraya」を営む中村氏が、フォカッチャを作る工房を曽爾村に作ることになり、喜創の「インテリアコーディネーターと創る家」が、中古物件探しから関わらせていただきました。担当のインテリアコーディネーターは、以前「nakamuraya」のトイレリフォームを担当した尾野実菜子さんです。

nakamurayaの中村耕平様に、曽爾村に工房を建てようと思った理由や、フォカッチャ工房の今後の展開について、お話を伺ってきました。
写真とともに、中村様へのインタビューもご覧ください!

曽爾村に工房を建てようと思った理由を教えてください

中村さん : もともと曽爾村の農家さんとのお付き合いがありました。葉物がおいしいので、レタスやハーブはよく使わせてもらっています。それと、私が山登りが好きで、曽爾村にもよく登りに来ていたんです。ここら辺の山はだいたい登りましたよ。もう曽爾村に住んでもいいかなというくらい気に入っていました。そんなご縁もあって、「曽爾村で何かできないかな」と思ったのがきっかけです。

この場所はどんな風に探されたのですか?

中村さん : 曽爾村の古民家をあっせんする「空き家バンク」に問い合わせをして、いくつか紹介してもらいました。ここは、川に近くて、静かで景色もいいでしょう? 喜創の高橋さんにも候補物件は一緒に見てもらって、予算もちょうど良かったのでここに決めました。

工房は、どんな形で活用していく予定でしょうか?

中村さん : フォカッチャを焼いて通販で販売する予定です(8月末販売開始予定)。
フォカッチャは、イタリアの食事パンで、ここで焼くのはオリーブオイルとじゃがいもを練り込んだシンプルな味わいのもの。あともう1つ、くるみ入りの田舎パン(カンパーニュ)も焼く予定です。できるだけ曽爾村の野菜なども使っていきたいですね。あとはドライフルーツを作って、それを練り込んだり、山菜を使ったり、季節ごとにいろいろ考えていこうと思っています。

以前から、nakamurayaではフォカッチャを焼いて、お出ししていました。お客様から「持って帰りたい」というご要望が多かったのも、通販を考え始めた理由のひとつです。

軌道に乗れば、曽爾村に常駐することになるので、店頭での販売も考えています。通販では中元やお歳暮などに使ってほしいですね。

「イタリア料理店nakamuraya」との両立が大変そうですね

中村さん : 最初はお店とここを、行ったり来たりしながら運営していくつもりです。フォカッチャの注文がたくさん入るようになったら、常駐するかもしれません。ここで焼いたフォカッチャを「nakamuraya」でも提供しようと思っています。

工房に関して、デザイン面でのご要望はありましたか?

中村さん : ここは緑に囲まれた場所なので、建物が浮いてしまわないように、周囲の風景に馴染むシンプルなものを希望しました。中は工房ですが、今後の展開も考えて、イートインスペース、カウンターなどもほしいとインテリアコーディネーターの尾野さんに伝えて、あとはお任せでした。

インテリアコーディネーター尾野さんからのご提案についてはどのような感想をお持ちですか?

尾野実菜子さんと「Focacceria Soni」の中村耕平さん

中村さん : 尾野さんは、こちらがイメージしていた以上の提案をいつもしていただけるので、信頼しています。
「見せる厨房」と「店舗スペースのゾーニング」や、「ゴールドの窓枠」など、尾野さんのご提案から大きな修正や変更もなく、進めていただきました。

完成した「Focacceria Soni」を見たときは驚かれたそうですね 

中村さん : もとの小屋を知っているので、この変貌ぶりには驚かされました。土間部分も、以前は渡り廊下だったので、とても狭かったんです。こんなに広くなって、驚きました。工房だけにしておくのは、もったいないですね。

フォカッチャ工房の今後の展望について教えてください。

中村さん :受注が多くなれば、曽爾村の人に働いてもらいたいですね。曽爾村は移住を推進しているのですが、なかなか働くところがないので、工房が雇用を生むことにつながればと思っています。

役場から、曽爾村の野菜を全国に発送しているので、いずれフォカッチャもそれに乗せてもらったり、ふるさと納税の返礼品に入れてもらったりするのが理想ですね。

ならまちからは曽爾村までは約1時間。当面は、平日のランチと土日はレストラン、平日の夜は曽爾村でフォカッチャづくりというスタイルでやっていくつもりです。

おまけ~フォカッチャの原材料&食べ方

中村さん :フォカッチャの原材料はイタリア産小麦粉、オリーブオイル、ふかしたじゃがいも、水、少しの塩と砂糖。イタリア産の小麦を使っているので、しっとりした仕上がりになります。

少し湿らせて、オーブントースターで焼くのがおすすめ。少し焼くと、焼き立ての香りがよみがえります。オリーブオイルをつけて食べるとおいしいですよ。

 


フォカッチャは、2023年9月15日(金)より、こちらで購入できます。

フォカッチェリア曽爾 da nakamuraya
https://focacceria-soni.jp/

 

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