木津川市の「焙煎珈琲豆専門店 GOOD COFFEE」に行ったことはありますか?

こんにちは!木津川市の工務店・喜創です。
2025年5月11日にオープンされた木津川市の「焙煎珈琲豆専門店 GOOD COFFEE」。今回は、店主の辻さんに、焙煎珈琲豆店を開くまでの経緯や焙煎珈琲豆への思いなどを伺いました。
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コーヒー豆が好きすぎてお店を開くことになったそうですね。
昔からブラックコーヒーが大好きでした。産地や収穫時期、製法ごとにコーヒーを飲み比べたり、いろいろな焙煎珈琲豆の店に買いに行ったり、ノートに書き留めていました。もともとマニアックな性格で、はまったらとことんはまって、つきつめてしまうんです。そのうち、生豆を買いにいくようになり、家で焼くようになりました。
お店を開こうと以前から考えていたのですか?
「焙煎珈琲豆専門店 GOOD COFFE」を開店するまでも、個人で焙煎した豆をカフェに卸していました。家で焙煎すると煙も出るし、駐車場で焼いていましたが、急に注文が入って対応できないこともあって。ギブアップするか、規模を大きくするか、どちらかの選択をしなければならなくなりました。
今は、コーヒー豆もかなり高騰している状況です。お店をオープンしてお客様がついてくれるかという不安はありました。このままコーヒー豆が値上がりしつづけたら、お店を経営することも難しいと思い、販路を広げようと決断しました。
生豆をバケツに入れる演出も辻さんのアイデアですか?お店のコンセプトやこだわりについて教えてください。
はい!焙煎豆屋さんって割とかしこまったところが多いんです。「ちょっと気難しい店主がいる」「店に入ったら絶対買わないとダメ」みたいな……(苦笑)。僕のやりたかったコンセプトは、「焙煎珈琲豆のたたき売り」です。
開放的な引き戸の扉をつけたので、外から中の様子もよく見えます。中が見えなかったら、入るのも不安ですよね。買いたいものがなければ、そのまま帰ってもらってもOK!気軽に来て、コーヒー豆を買ってもらいたいと思っています。
珈琲の焙煎や豆を販売するあたって、特に大切にされていることは何ですか?
売る側としては種類を少なくするほうが利益も出やすいんですよね。でも、ここでは、いろいろな豆を置いて、「今回はこの豆にしよう」と選ぶ楽しさのある店にしたいと思っています。
おいしいのはもちろんですが、おもしろいお店でありたいですね。
私はコーヒー初心者ですが、どんなふうにコーヒーを楽しめばいいでしょうか?
お店では試飲をしていただけるので、お好きな豆を見つけてください。それからご注文いただいて、ご希望の豆を焙煎させていただきます。
焼いた日は一番新鮮ですが、味がとがるんです。豆によって差はありますが、焙煎して1週間くらいしたら豆からガスが抜けて、オイルが出て熟成していきます。
その味の変化を楽しんでほしいとも思っています。最初はこの味だったけれど、2日目、3日目で味が変わっていく様子は豆の匂いでも分かります。
買って帰った豆の保存方法を教えてください。
常温保存で大丈夫です。1年かけて飲むなら、冷凍保存のほうがいいですね。ただ、冷凍保存もきちんと管理しないとデメリットが大きいので注意が必要です。
1週間でおいしくなる豆なら、自分の家のコーヒー豆が無くなる1週間前に買いに行くと、いい状態のコーヒーを飲めると思います。
今はお店に来ていただいてご相談いただくか、電話でご相談いただければ、対応させていだきます。
毎週、火曜日にはイベントを開催する予定なので、ぜひInstagramをご確認ください。
珈琲豆のいい香りが漂うスタイリッシュな店内。焙煎中はゆったりと椅子に腰かけて、試飲のコーヒーをいただけます。ぜひ、一度訪ねてみてくださいね。