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【教えて!香取美智子さん】インテリアコーディネーターと家を建てる前に私たち(施主側)は何をしておけばいいの?

こんにちは。木津川市の工務店・喜創です。

喜創の家づくりブランド・Co-fitのインテリアコーディネーターである香取美智子さんに、「インテリアコーディネーターと創る家」について根掘り葉掘り聞いちゃうインタビュー企画「教えて!香取美智子さん」の第4弾をお届けします。

香取美智子さんは、「インテリアプロデューサー」「空間収納デザイナー」「北欧ライフスタイルデザイナー」として活動中です。喜創では「インテリアコーディネーターと創る家」のモニターを募集していますので、新築を建てたいと思っている方、興味のある方はぜひこちらをご覧くださいね。

 

前回
【教えて!香取美智子さん】収納術にとらわれた住まいづくりは地獄の始まり

では、いつの時代も変わらない住まいのお悩み「収納」に関して、家づくりの初期段階で収納計画を立てておくことの重要性について教えていただきました。

今日のテーマは「インテリアコーディネーターと家を建てるときに私たち(施主側)は何をすればいいの?」です。

譲れない想いを明確にする

香取さん:一般的なインテリアコーディナーターさんがよく聞くのは
・理想の暮らしは何ですか?
・どんなスタイルがお好みですか?
ということ。

こういった聞き方をしてしまうと、お客様が本当にしたいことがなかなか聞き出せません。

それで、自分の持っている知識で体裁よく整えてしまうんです。
そうすると「住んでみたら、何かちょっと違う」なんてことになっちゃうんですよね。

上野:「オシャレだけど、自分の思っていたものではなかった」なんてことになるわけですね。

香取さん:私が以前住んでいた部屋はリビングが真東だったの。真東って午前中しか明るくないのよね。加えて、親が高級感のあるインテリアが好きだったもので、ダークブラウンや暗い赤・緑をインテリアで使っていて……。

リビングに入ると憂鬱な気持ちになってしまうので、自分が家を買うときは、絶対に「リビングが明るい家」にしたいと思っていました。

上野:これだけは譲れない!ってことをなんでもいいから明確にしておくことが大切ですね。

嫌だったこと、悩みをたくさんメモしておく

香取さん:どんな小さなことでもいいのよ。例えば、キッチンにスペースがなくて、ごみ箱の位置が気に入らないとか。毎日ゴミが捨てづらいって、結構ストレスでしょう?

上野:それ分かります。我が家も目立たない場所に置いたために、生ごみが捨てにくいんです……。

香取さん:そうそう、そういう具体的な悩みがいいのよ。後悔しないためには、今住んでいる家や昔住んでいた実家ですごく嫌だったことをたくさんメモしておいて欲しいです。

上野:とにかく「できるだけ具体的に」というのがポイントですね。

気に入ったものは写真をたくさん集めておく

香取さん:「これいいな!」と思ったものは、たくさん写真を撮っておいてほしいです。ショップに行って「この照明いいな」とか、「このあたりの全体の雰囲気が好き」とか。もちろん雑誌のスクラップでもOKです。

上野:Instagramなどにも素敵なおうちの写真がたくさん公開されていますよね。

香取さん:そうですね。ピンタレストなどでもいいですよ。写真はたくさんあればあるほどいいです。

そのときの気分で集めているので、好みが一貫していないこともあるんですよ。

でも、こちらが見れば「この人の軸はこれだな」ということが分かります。

例えば、「上野さんは絶対素材にアイアンが入っているほうがいいんだな」とかね。

これでいきましょう、といきなり提案するのではなく、まずは認識していただくために説明します。

上野:こんなにたくさんの写真を残していいのかな、なんて思わなくていいんですね(笑)。

香取さん:たくさん残していくと、自分でも好きなものが分かってくると思いますよ。一部方向性が違うものが混ざっていても「これはマイブームだったんだな」って。

夫婦で好きなものがこんなに違う!

香取さん:「夫婦の好みが合わない」というお悩みも結構多いんです。それを融合するのもコーディネーターの仕事ですね。

一部屋の中にお互いの好みを入れる場合もあれば、ここはご主人のスペース、ここは奥様のスペースというように、「ここだけは口を出さないで」という場所を作る場合もあります。

上野:さきほどの写真を集めておくという作業も夫婦でやっておくほうがいいですね。

香取さん:そうそう。家を建てるときに初めて、お互いの好みが違うことに驚いたというご夫婦は多いんですよ。

あるお客様のリビングには、6mくらいある横長の窓があって
奥様は開放的で明るいインテリアが好きだと分かっていたので
「ベージュでモダンな地模様が入っているプレーンシェード」をご提案しました。
それなりに費用がかかるものなので、ご主人に相談されたところ、
ご主人のご希望は驚いたことに「ピンクのバラ模様のカーテン」だったのよ。

上野:え~~!!まったく好みが違ったんですね。

香取さん:そうでしょう?しかも、普段そんなものを好むタイプのご主人じゃなかったので、奥様もかなりの衝撃だったみたいで(苦笑)。

そんなものが大きな窓いっぱいに広がったら、どれだけ圧迫感があるか分かるので、窓の印象がいかに重要かを理解していただくために、6カ月間カーテンを買わずに過ごしていただきました。

小さなサンプルで見るといいけれど
広がると夏は暑く感じるし、バラの模様がうるさく感じるということを説明して
ご主人が折れてくれたんです。

上野:時間をかけてご主人が納得するまで時間をかけたことで、お互いが納得する空間になったんですね。

香取さん:だから、ご夫婦それぞれがいいなと思うものを集めておいてほしいんです。

ありのままのお部屋の写真をそのまま撮ってほしい

香取さん:あと必ず持ってきてもらうのは、現状の写真です。
「片付けない状態で、普段のままを見せてください」
っていつもお願いしています。
それを見た上で困りごとを聞きます。

上野:散らかった家を見せるのはちょっと……なんていう人もおられると思うのですが。

香取さん:ありのままを見せてもらわないと、こちらが間違った判断をしてしまいます。
「病院に行って、私は太っているからお腹を見せるのは嫌です」
なんていう人はいないでしょう?
それと同じです。

私は、これまでたくさんのお悩みに触れてきているので、
「この人だらしないなあ」とかそんな目では全然見ないから。
「この人、本当に困っているんだなあ。何とかしてあげたいなあ」
という思いでいっぱい。だから大丈夫、安心して洗いざらい見せてください。

こちらがアフターの写真です。

ね?洗いざらい見せていただいた方が、いいお家づくりができるでしょ?

自分の心に制限をかけない

上野:最初は予算を考えないで、自分の好きなものや実現したいことをどんどん出すほうがいいとおっしゃっていましたね。

香取さん:そうそう。例えば上野さんがお料理にこだわりがあるということが分かれば、
「キッチンはランクアップしましょう。だけど、こっちはランクを落としましょう」というように、あとでコスト調整することができます。

まずは、すべてテーブルにあげて、それから何を優先するのか、何をあきらめるのかを考えるほうが、きっと家づくり、お部屋づくりは楽しくなるはずです。

上野:香取さんのお仕事はおうちの悩み相談室みたいですね。我が家もリフォームを検討中なので、香取さんならどんなインテリアを提案してくださるのか、もっと詳しくお話を聞いてみたくなりました。

次回のインタビューテーマは

・空気をデザインするのもインテリアコーディネーターの仕事

です。もっともっと掘り下げて、香取さんに話を聞いていきますので、お楽しみに!

家づくりの初期段階から、お客様の夢を一緒に描くパートナーとしてインテリアコーディネーターが関わってくれる、インテリアコーディネーターと創る家「Co-fit(コフィット)」について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください!

 

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