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【教えて!香取美智子さん】収納術にとらわれた住まいづくりは地獄の始まり

こんにちは。木津川市の工務店・喜創です。

喜創の家づくりブランド・Co-fitのインテリアコーディネーターである香取美智子さんに、「インテリアコーディネーターと創る家」について根掘り葉掘り聞いちゃうインタビュー企画「教えて!香取美智子さん」の第3弾をお届けします。

香取美智子さんは、「インテリアプロデューサー」「空間収納デザイナー」「北欧ライフスタイルデザイナー」として活動中です。喜創では「インテリアコーディネーターと創る家」のモニターを募集していますので、新築を建てたいと思っている方、興味のある方はぜひこちらをご覧くださいね。

前回
【教えて!香取美智子さん】新築のお部屋づくりって何から考えればいいの?

では、お部屋づくりは何から考えればいいか、また最初にやってはいけないことなどを教えていただきました。

今回は、暮らしのお悩みの中で一番多い「収納問題」について一緒に考えていきたいと思います。

暮らしのお悩みはいくらでも出てくる

上野:お部屋をどんなふうにしたいのかは答えられなくても、今困っていることならいくらでも答えられます(笑)。

香取さん:みなさん、そうなの!そうなの!例えば「お部屋がダークブラウンで暗いのが嫌」というお悩みなら、シンプルに「明るくすればいい」ってことが分かりますよね?そうすれば、私の方でプラスに変換することができます。

もちろん、予算や土地の形によってはできないこともあります。優先順位は後でつけることができるので、最初は気にしないほうがいいですね。

 まずは、すべてのお悩みをテーブルにあげる。

最初から予算を考えてしまうと、家づくりもお部屋づくりも楽しくないでしょう?

上野:その通りです!制限ばっかりかけちゃうと、せっかくのお部屋づくりがつまらなくなりますね。

香取さん:例えば、「リッチな雰囲気にしたい」というご希望なら、見た目リッチにすることはできるんです。

2002年から変わらず、お悩みのNO.1は収納

香取さん:皆さんのお悩みで共通しているのは「収納」問題です。

上野: 最近は断捨離など、ものを減らす考え方も流行っていますね。

香取さん:「家を新築したあとに後悔していること」で一番多いのは収納なんです。アンケートでは、8割の人が収納について悩んでいるという結果が出ています。2002年からずっと変わっていないということに驚かされると思いませんか?

上野: 新築するときに、「収納の多い家を建てたい」と希望する人は多いはずなのに……。

香取さん:収納問題を解決した家がないってことよね。

上野: 今の家ってシューズクロークがあったり、キッチンにパントリーがあったり、かなり収納は充実しているように思いますが、それでも解決には至っていないんですね。

香取さん:収納の数や量が多ければ解決するというわけではないんです。
これは、実際に2012年にIKEAジャパンがとったデータで証明されているんですよ。
当時、日本経済新聞にもその事実が載ったくらいです。

ライフスタイルの変化で収納するものは変わる

上野: では、収納のお悩みを解決するには、何から考えていけばいいんでしょうか?

香取さん:以前のお客様で
「リビングで『太鼓の達人』というゲームをやって楽しみたい」
という方がいました。
その場合は、お客様が求めていなくても、ゲームの収納計画から考えます。

上野: それを考えないと、このお家ではゲームが出しっぱなしになってしまいますね。

香取さん:あとから「かご収納」とか考えようとしても限界があります。テレビや雑誌で紹介されている100均を使った収納術は、最後にやることなんです。最初から小手先のテクニックに頼るからうまくいかない。

「どこで」「何をするのか?」をこちらに教えていただければ、それに合った収納の場所や形をこちらでご提案することができます。

ライフスタイルって変わっていくものなので、収納するものも、それに合わせて変化していきますよね?ライフスタイルの変化に合わせて、収納も変えられるご提案もしていきます。

これをやらずに収納術にとらわれてしまうと本当に地獄(笑)。いつもいつも片付けてばかりいる生活ってゾッとしませんか?

上野: 悲しいかな、まさに我が家はその状態です……。

あとから収納を考えることの不具合

香取さん:家づくりの中で収納計画がしっかりできていれば、収納術なんてほとんどいりません。ただ単に収納の量や数だけ考えて、あとから収納の方法を考えるから、いろいろ不具合が生じるんです。

上野:先を見越して収納計画を立てていないから、子どもが習い事を始めたとか、夫の趣味が変わったとか、その時その時に応じて、収納を考えなくちゃいけなくなるんですね。

香取さん:後から収納家具を買って収納しようと思うと、自分のライフスタイルに合ったものを探すのはプロでも大変です。

私は自分の家探しのときに、「各部屋にウォークインクローゼットがある」「家族分の玄関収納が廊下いっぱいにある」など、造り付けの収納があることを条件にしていました。だから、収納家具というものを、我が家ではほとんど買っていません。

こうすると、お部屋の見た目もスッキリします。
何より、日本は地震国なので、造り付け収納にした方が転倒の心配が少なくなります。

部屋が狭くなっても収納家具は買わない

上野:造り付け収納があれば、収納するための家具を買う必要はありませんものね。

香取さん:造り付けを作る分、もちろん部屋は狭くなります。

そこでだまされないようにしてほしいのがモデルルームです。
たいてい、寝室に1つウォークインクローゼットがあってリビングにはないでしょう?
「収納はいっぱいありますよ、でもリビングはこんなに広いんですよー」なんて説明したりして……。
実はリビングこそ、いっぱい収納がいりますから、結局あとから収納家具を買う羽目になるんです。

上野:日常的に使うものってたくさんありますよね。

香取さん:今、リビングでどんな生活の作業をしているのかも考えてほしいですね。
お子さんが小さいご家庭に多いのは、
「お子さんもお母さんもリビングで着替える」「お母さんがリビングでメイクをする」
というケースです。洗面所に行く暇さえなかったりするので、リビングにメイク道具を収納する場所を考えます。いずれ子どもは大きくなるので、あとあとはどんなふうに使えるか未来予測も踏まえた上でね。

漠然とした収納の悩みではなく、何の収納に悩んでいるのかが重要

香取さん:よくあるのは「収納はたくさん欲しいです」というふんわりした希望。これも結構困りものです。

考えてほしいのは
「何の収納に困っているのか」ということ。何に悩んでいるのかを教えてほしいですね。
例えば、
・文房具
・救急箱
・子どもが学校から持って帰ってきた手紙
など、家族全員が使う細々したものが多くて、それらを収納する場所がなくて困っているとか。
お洋服がとても好きでたくさんありすぎて、部屋の外にパイプハンガーを置いて収納しているとか。
洗濯ものを取り込んで、いつもソファの上に置きっぱなしになっているのがストレスとか。

そういう具体的なことを知りたいですね。特に女性のお悩みって細かいことがたくさんありますからね。男性からすれば、「え!そんな小さなこと!」と思うようなことが、大きなストレスになることもありますから。

上野:すっごく分かりますー!お話を聞いていて、そういったモヤモヤしたストレスをインテリアで解決できたら、どんなに毎日が快適になるか……って強く思います。

次回のインタビューテーマは

・インテリアコーディネーターと家を建てるときに私たち(施主側)は何をすればいいの?

です。もっともっと掘り下げて、香取さんに話を聞いていきますので、お楽しみに!

家づくりの初期段階から、お客様の夢を一緒に描くパートナーとしてインテリアコーディネーターが関わってくれる、インテリアコーディネーターと創る家「Co-fit(コフィット)」について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください!

 

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